冷蔵庫の中には クリームチーズ一箱 約一ヶ月前の賞味期限が、心に棘となっている。
存在を忘れていたわけではないが、しかし、棘となってからは久しいな。捨てちゃえよと囁く心と、いかにも勿体ないと呟く心の葛藤が一週間。 なんと大げさな!!
恐る恐る箱を開けると、光り輝く純白のクリームチーズは、なんともなっていない模様。
これを一気呵成にやっつけようと思えば、ケーキしかないかなあと・・・・・。
ボールに生クリームに卵にレモン、バタバタと賑やかな音だ。
100円で買ったステンレスのパイ皿にビスケットとシナモンとバターで作った台を貼って、流し込んだケーキの種。。。しかし、皿が小さい。更に流し込むが表面張力も限界だ。
ボールに残る種は、流しに空けるには、ちと、恐ろしい量。
天板の隅っこに、カップに入れた種を置いて、知らん顔して火を入れた。
焼きあがったカップのケーキはまだ膨らんで、熱々。それを引っつかんで、スプーンを咥えて居間に直行。
レンタルビデオを鑑賞しながら、熱々のベイクドチーズケーキを食べた。ハフハフしながら食べた。やけどしそうなケーキは、しかし、美味しかったですよ。
焼きあがって冷やした正規のチーズケーキです。
チョッと、ボケたけれどです。レモンの香りがほのかにして、我ながら満足です。
レンタルしたDVD インファナルフェアとクレイマークレイマー