八幡山の西の丸跡から。眼下には、琵琶湖の輝き、真ん中より右が比良山系 左にかすんで見えるのが比叡山。
北の丸跡から、安土方面を。信長の居城の安土城跡も見える
一番手前のこんもりとした丘が、安土の城跡
信長が築いた安土城は、五層七重で最上層は金色であったと言う記述も有る
金色の天守が、キラキラと輝くのが琵琶湖からも遙かに望めたのであろうか。
その輝きは、信長の、我を見よ 我にひれ伏せと言う意志であったのだろう。
信長は、天下布武を掲げたが、その人生は本能寺に潰えた。
秀次は、思いもかけず、
太閤関白となったが、後の秀頼が誕生した為に、これも、思いもかけず、高野山で、果てた。
美しい琵琶湖を眺めながら、彼等の事を思った。彼等の生きた時代を思った。
幾星霜の年月を経ても、比良の山と叡山の姿は変わるまい。
今も昔も、黙して座す、山影を、望みながら、風の音に耳を澄ませた。
彼等の時代は風と琵琶湖と山が見ていた。な~~んて、チョッと感傷的よね。