夏の名残を残したような、青く澄んだ空をバックに 双子のビルは、燃えていた。
黒煙を噴出し 窓ガラスが紙のように待っていた。
ツインタワーに旅客機が突っ込んだ!!その言葉に慌てて、居間に駆けつけN○Kにチャンネルを合わせて、真っ黒な煙を噴出すタワーを声も出ずに見ていると、もう一台の旅客機が、突然姿を見せた。
黒い煙の影から、それは、まるで、何かの仕掛けのように飛び出していた。
そして、当然のように、何の躊躇もなく、もう一棟のタワーに、突っ込んだのだ。
オレンジの炎が上がり、瞬く間に黒煙が吹き出る。ガラスが紙吹雪のように舞う。
悲鳴が、大勢の人の悲鳴が、タワーの窓からあふれ出している様に思えた。
二つのタワーが、なすすべもなく、崩れ落ちるまで、動く事も出来ずに見ていた。
熱さと恐怖で、窓にすがる人々、あの青い空の下で、突然、いきなり、何の落ち度もないのに、恐ろしい手段で命を奪われた、飛行機とタワーの大勢の人たち
恐ろしい光景が、目の前で繰り広げられ、体が震えていた。
あれから五年、今も、崩れるビルや建物の下で、人々の命が無くなっていく。
ニューヨークから、イラクで、アフガンで パレスチナで、イスラエルで
イスラームと自由を守る戦いなどと、割り切って良いのだろうか
もっと、もっと、深いところに邪悪な芽が芽生えているのではないのだろうか
忘れてはいけない、覚えておかなくてはいけない
だけど、そこで止まらず、考え続けなくてはいけない、自分の頭で、自分の心で。
9.11で検索すると驚くほどの数があります
いつかこの事件の真相がわかるときが来るのでしょうか
この事件の関しての、疑問の声も色々と上がっているようです
私には、それらが真実かどうかは、全くわかりません。
政治の複雑怪奇なこともわかりません。
しかし、自分の頭で、ちゃんと物事を見て、自分の頭で考える事はとても大切だと思います。
世界中に、暴力の力が蔓延していることは、結局は、人間のなせる業なのですから。
こうやって書いていても、むなしい気持ちですが、ここは私のささやかな場所
つれづれなるままに、書き残しておきたいのです。