リベンジの蟹行きの途中で、車窓から撮った風景です。
珍しく晴れた一日で、雪も一段落。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ 三好達治
この詩が心をよぎりました。
優しそうな柔らかそうな雪の布団の下で、大地は、春の夢を紡いでいるようです
丹後路に、春の訪れる日、大地に一番初めに咲く花は、どんな花なのでしょうか。
私はこんな冬景色が好きなのです。
夕日が浦の名前のとおり、ここは、夕日がとても美しい海岸です
生憎の雨に煙っています。
宿から30秒!で海辺に降りられます。
寒い朝、温泉の湯煙が海辺へ続く道で上がっていました。
夏の賑わいが、想像できますか?聞こえるのは、潮騒の音ばかり。
海鳥が、悲しげに鳴いていました。
空も海も、灰色に煙って、冷たい風が吹くばかりの日本海です。
海は自由で、開放されたように、波と風が戯れていました。
私はこんな日本海が好きなのです。