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心の万華鏡  

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2016年 01月 31日

Elvisの事


Elvis Presley


Elvis Presley





Eddy Arnold

Eddy Arnold



Elvisとエディ・アーノルド
この二人には共通点が有る どちらもパーカー大佐がマネジメントをしていたのだ
エディ・アーノルドの方がずっと早く、Elvisがサンレコードから売り出した時には、すでに人気者の歌手だったのだけど。
とにかくエディはパーカー大佐のやり方に我慢がならなくなり、手を切ったのだ。

ピーター・ギャラルニックの「LAST TRAIN TO MEMPHIS」を、今、読んでいる最中なのだけどね
邦題はエルヴィス登場!! ちょっと野暮ったいなあって思う題名なのだ。

まだ、本の中では、Elvisはやっとサンレコードで、ザッツ・オール・ライトとブルームーン・オブ・ケンタッキーをレコードにして、ビルとスコッティとそしてサンレコードのサム・フィリップと一緒に、まあ、どさ回りをしている所なのだけどね。

そのどさ回りなんですけど、どんどん人気が出て来る所なのです、ここら辺が体力的には苦しかったけど一番楽しかったのではなかったかと思いながら読んでいるのです。

Elvisの沢山のアルバムの中に、Elvisの原点とも出発ともなった、サンレコードでのセッションが収められているアルバムが有るのです。
それこそ、昼間仕事をしながら、Elvisは、何とか曲を出したい一心で、色々な曲を歌っているのですが、その中から、ザッツ・オール・ライトやブルームーン・オブ・ケンタッキーが日の目を見るのですね。そして大ヒットになっていくのです。


そして、そのセッションで、当時発売されなかったけど、Elvis人気で、色々な未発表テイクが発掘?されて、現在セッションのアルバムになっているのです。

発表されなかったけど、この歌で弾けたとか、この曲はとても軽くて良かったとか、最後の曲でやっと収まったとかね、その曲はグッド・ロッキン・トゥナイトだったとか。そう言う事もセッション風景の中の一環として、関係者に取材して書いてあります。
これってワクワクしますよ!!!今全て聴けるんですもの。



で、今読んでいるのはまさにそのセッションのシーンなのです。

息も絶え絶えになりそうな具合に、歌って、でも、駄目で、まだ駄目で、Elvisは、もう暗澹としているんですね。
サムからは、もっとなんとかせえと言われるし、でも何とか出来るかどうか自信はないし、しかし、自分の頭の中にはちゃんと音があって、それをどうにかして出したいと、もう消耗し切っているんですよね。
で、最後に出たと言うか、軽いノリでいつも歌っている旋律をやってみたら、それや!!!なんで今まで出せへんかったんやなんて、サムに言われて、え?これでええん?なんて言う具合にザッツ・オール・ライトが完成すると言うそんな所^^

サムの見解は、「Elvisの独創的想像力を自由に展開させることにした。」「素朴であって欲しかった そこの所で心で聴いているものを目にする事が出来 ああ、こいつは確かに聴かせるって言えるんです 何もかもがぐさっとくるものでなきゃいけない。僕にはあのセッションのどれもが「風と共に去りぬを撮影しているようなものだった」エルヴィス登場より抜粋

この次期に、サム・フィリップスに巡り会えたのは幸運と言うか暁光と言うか、これも運命と言えばそうだが。。。。
これからのElvisの活躍を思うと、縁とは不思議なものだと思ったり、まさに必要な所に必要な人がいたと思えたりする。


そして、どさ回りも、人気と話題と共に少しづつ大きな所へも出られるようになって、そこで、エディ・アーノルドにも会う訳なのです。
エディの曲をElvisもカバーしているので、ちょっと貼ってみます。
Elvisのは持っているのですが、エディのは The Cattle Call しか持っていないのです。
また、集めようかな、聞き比べるのも面白いものね。
と言う事で、ただいま、読書中でなかなかネット出来ない状態です。

ちょっと編集しなおしました。いつもぶっつけで書くから後から読むと直す所いっぱいね。



by hanarenge | 2016-01-31 00:28 | Elvis


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