天川村の洞川には、鍾乳洞があります。
「面不動鍾乳洞」、洞川の温泉街の上に、小さなお堂がありその上にあります。
「獅子の窟」と名前がついている、鍾乳洞です。
キャメディアのコンデジで撮ったのですが、うっかりマクロマークのまま撮っていたので、かなりボケています。ギューッと圧縮して、何とか見られるように?なったかな??
何百年とかかって成長した鍾乳石を、折り取って持って帰る不心得者がいて、ネットで囲ってありました。信じられます???折り取って持ち帰るなんて!!!
何故、そんなことをするのでしょうね?最低ですね。持ち帰って飾っておくのでしょうか?
鍾乳洞の中で、ジックリと見学して行くだけでいいではありませんか!!。
こんな輩がいるから、観光地は美観が台無しになるような対策を取らざるを得ないのです。
こんな奴の身勝手さが、とってもいやです。幼稚な考えの持ち主なんでしょうね。
さあ気を取り直して
杉林の道です。真っ直ぐに伸びた杉は美しいですね。
木の根道です。鞍馬から貴船に越える山道にもこんな木の根道があります。根っこが地上に顔を出しているんですね。何十年と人に踏まれてきたのでしょうか?寒くなるとここにも霜柱ができるのでしょうね。ザクザク、ジャガジャガ、霜柱は綺麗な簪みたいでした。踏んで歩いた子供の頃を思い出します。
雑木林に入っていきます。紅葉した葉が美しい森です。こんな大木が倒れ半ば朽ちかけています。
沢山の木の種類です。山の香りが満ちています。
これは、栃の木(トチノキ)、最近は「栃餅」なんてお土産もありますね。
昔は飢饉のときに、これを食べた事もあったのでしょうか・・・。
真っ直ぐに天を仰いで伸びた木、この木はこの森の命の営みを見てきたことでしょう。
森の匂いに包まれて歩いてきたら「かりがね橋」という吊橋がありました。
真ん中の辺りが一番揺れが大きいのです。私は揺れると嬉しくてピョンピョン飛び跳ねました。
用心棒はチョッと苦手です。真っ直ぐ前を向いて、さっさと渡って行きました。
面白いのにねえ!!ゆらゆら揺れる吊橋、鳥にでもなった気分がするのにねぇ。
渡りきった所から、真赤な橋が見えます。
面不動から吊橋まで短い山の散歩は終わりました。
若葉の頃は、山はきっと煙ったような薄緑の色で遅い山桜が咲いているかもしれません
四季それぞれに、この山は美しい顔をみせる事でしょう。
きっとまた、来たいと思った山の道です。