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心の万華鏡  

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2005年 10月 21日

ああ!熟年離婚

男は35年真面目に勤め上げた、会社を今日退職する。
妻は夫の為に、朝からご馳走作りに余念がない。
子供達にも早く帰るように言い渡し、夫を見送る。
男は、淋しさと、りっぱに勤め上げた満足感を持って、長年、苦労をかけた妻に、プレゼントの買い物をする。
照れくささを隠して、妻とのこれからを、あれこれ考える

女は、これで私の役目は終わったと言う。
自分の考えを押し付ける、男とはやってはいけない・・・・。長い間家事と育児を一手に荷って台所を這いずり回り、そうやって今までやってきたのだ。
仕事仕事で、私一人が、何もかも家庭の雑用を引き受けてきたのだ。もういい。

退職祝の楽しい食卓で、ご苦労様の言葉の代わりに切り出された、妻からの突然の離婚話し!。

男は、ズンズン進んできた確かな一歩が、突然崩れたように、何が何だか理解できない。

娘の婿に言われて、家事や料理をしてみる。ゴミだってちゃんと分別しているぞ。

きっと一時の気の迷いだ。虚勢を張るが、大人しかったはずの妻にことごとく粉砕される。

秋のテレビの新番組で熟年離婚 が始まりました。


でもね、それは決定的なことを決めた女から見ると、全くよけいな事。はっきり言ってウザイのだ。
渡哲也演じる幸太郎に私はつぶやく。そんなことしても、無駄、絶対に振り向いてはくれないよ。
もっと時間がたてば、肯定的に見てくれても、今は、ダメだなあ。

男から見ればこれほど理不尽きわまることはないだろう。
一生懸命家族の為に(男はそう思っている)働いて、最後がこれか!俺が何をしたって言うんだ!?。
でも女は、言うのだ。そう、あなたは仕事は一所懸命してくれました。でも、それだけ、私が、何を言っても聞いても、あなたは聞いてくれた事があった?何もかも私に押し付けて、あなたはしたい仕事をしてきただけなのよ。私のしたい事をただの一度でも聞いてくれた事があったかしら?

女の私から見たら、まあ、テレビの番組として楽しめるのだが、連れ合いはこの時、無口になる。(爆)
男から見れば身につまされるのだろうか?

友人と話したのだが、これ、今、渦中にある人には、ものすごいインパクトだろうなあ・・・

私としてはこのドラマの結末が、幸太郎も洋子も、二人の道がまた、一緒になるか、それとももっと別の形で、親友(戦友)のような間柄になるか、興味が尽きない。

by hanarenge | 2005-10-21 00:30 | 映画あるいは読書&ドラマ


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