心の万華鏡  

hanarenge.exblog.jp
ブログトップ
2005年 10月 14日

何と言うか・・・そのぅ

高級でないお菓子、上品とは言えないお菓子 
子供の頃、駄菓子屋で、ピカピカのガラス板で蓋をした小さくはない木箱に入っていた栗饅頭。
栗饅頭と言ったって、栗が入っているわけではない。栗色の皮と少し薄い茶色の皮で栗に似せていると言う代物。あれが好きだった。紙の袋におばあさんが一つ、二つ・・・と剪んで入れてくれるのが嬉しかった。
d0027244_13502737.jpg

さて この、田舎饅頭、これも、その他大勢の部類に入るお菓子だ。
これを食べながら、思い出したことは、セレブ、昔はブルジョアといっていたっけ?
本物のセレブなんて言う、方々とは、縁はないけれど、二人ばかし、間接的にではあるが知っている。

若いお嬢さんで、大学生になるまでインスタントラーメンなどのジャンクフードは食べたことが無かったという人。
とある若者が言うには、彼女の着ているものは、決してブランドなどではないが、カシミア(安い奴ではなく)のセーターであったり、ごく仕立てのいいスカートやコートであるとの事。
そして、決して、自分から家の話しなどはしないという事。
見かけはごく地味だが、彼女の話を聞いていると、日本の本物の上流階級の連綿と続いてきたよさがよく解るというのだ。

もう一人は、本物のフランス貴族の末裔。パリにアパルトマンと、郊外には先祖伝来のお城があって、其処の家系に生まれた彼女はデビュタントも、勿論経験している。
彼女の物腰は、エレガントそのもので、決して嫌味が無く、誰に対しても暖かい丁寧な物言いで接する。
ブランド品も、次々新作を買うのではなく、しかも、それは、特別にあつらえられた物で、決して店頭に並ぶことは無いらしい。

最近よく耳にしたり、目にしたりする、セレブとは全く違うイメージである。
セレブとは、単にお金があるだけでは、なれないものだ。
その人のかもし出す、雰囲気、しかも、それは一朝一夕で、身につくはずのものではなく、その長い歴史に付随するものが、時々、外に向かって開かれるものなのだろう。

私の周り、所謂親類縁者を見回しても、お金持ちはいても、本物のセレブはいない(ワザワザ書くまでも無く、当たり前だけど)
私も、このお饅頭に代表される、一般大衆だもんね。

週刊誌を賑す、煌びやかな○○婦人とか、○○令嬢などと言う見出しを見ながら、この田舎饅頭を食べながら、ふと、頭に浮かんだこと。
謙虚も(もちろん、仲間同士では、どうかは、知りません(^^ゞ)セレブの条件の一つかなと、思ったなあ。
番茶とお饅頭、私には、これがお似合いだわ。(●^o^●)
[PR]

by hanarenge | 2005-10-14 14:22 | 心模様


<< 野の花を      黒豆 >>