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心の万華鏡  

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2013年 04月 27日

黒谷さん(くろだに)

真如堂は居心地がいいけれど。。。。くろ谷さんへ、向かいましょう。

赤門から行ってもいいけれど、私は前に真如堂で出会った方に裏道を教えて頂いてからは、その道です。要するにお墓の中を通らせてもらうのです。
くろ谷さんのお墓がいっぱい並んでその中に道がついています。変な説明ですけど。。。。^^;
なんかこの辺りも好きなんですよね〜〜〜。

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真如堂を出て南へ向かいます。赤門の前が表としたら、こちらは裏道です。もうこの辺りからくろ谷さんの地所になります。
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今、「八重の桜」で會津藩は物語の重要な位置を占めていますが、その會津藩の墓所を示す石塔。
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桜の下の御影石の碑に會津墓地の由来が書かれてあります。
ここは、静かで長閑で黙して語らぬ墓石に桜と春の日差し。。。そんな所です。
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山上墓地北東には約三百坪の敷地に『會津藩殉難者墓地』が有り、文久二年~慶応三年の五年間に亡くなられた二百三十七霊と鳥羽伏見の戦いの戦死者百十五霊を祀る慰霊碑(明治四十年三月建立)がある。墓地には武士のみではなく、使役で仕えたと思われる苗字のない者も、婦人も同様に祀られている。禁門の変(蛤御門の戦い)の戦死者は、一段積み上げられた台の上に三カ所に分けられ二十二霊祀られている。會津松平家が神道であった関係で七割ほどの人々が神霊として葬られている。金戒光明寺(くろ谷)HPより

300年も続いた徳川幕府は、時代の要求に応えられなくなり、明治と言う新しい時代が始まりました。
でも、その影で負けた藩も人も大勢いたのです。。。。

後世の私たちには評価が定まっている明治維新ですが、時代のまっただ中に敢えて幕府側で戦かった人々。それは選ぶとか選ばないとかではなく己の信じた道故の戦だったのでしょうね。
人はその立場によって、見方は180度も違うのです。
如何に優秀な官僚(大老とか^^)が居たとしても、さすがに300年の安泰は長すぎ、その制度もだんだん間尺に合わなくなって来たのですねえ。。。。

ま、後からは何とでも言えます、勝てば官軍ですもんね。歴史もそうなるんです。
などと、そんな事もちらっと考えたのでありました。

くろ谷から、真如堂へと向かう人々。大河ドラマの影響も有るのではないでしょうか?。
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関東方面の方々でした。

やがて三重の塔が見えます、文殊菩薩が安置されているのです、菩薩は運慶の作だと言う事です。
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真っ黒く建つ塔は、今回はパス。

知恩院の御影堂は修理中で大屋根に覆いがかかっています、右の鉾みたいに見えるのが、祇園閣です。
大雲院にあります。お寺は非公開ですが時別に公開している事もあるようで、祇園閣の上からは京都市内が一望出来るとか。
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ズームして、京都駅とタワー、平安神宮の鳥居と美術館?でしたっけ?
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石の間に菫も。
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山門は大修理中
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この山門を仰ぎたい。

本堂から西へ行くとね、可愛らしいお寺が有ります、塔頭ね、きっと。
で、そこの枝垂桜が見事でした、足下にはホトケノザがいっぱいです。
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そこにはこんな道があります。
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境内から山門へと下る階段、桜が美しかった・・・・。
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あらら電線が入っちゃったわ。

もっと下ると、高麗門があります。
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京都守護職本陣の札が見えますね。
ここをだらだら下ります 
門前には石屋さんと花屋さん。石のキティちゃんと花屋さんのテーブルのカップちゃん 可愛らしいです。
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真如堂からくろ谷さんへの表の道も裏の道も好きです。菩提樹の花の咲く頃にまた行きたい所です。

バスに乗って知恩院へ行きましょう。

金戒光明寺のページです。

by hanarenge | 2013-04-27 16:57 | 京都


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