心の万華鏡  

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2012年 03月 19日

この世の楽園は

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南の海にポッカリ浮かぶ 小さな小さな島国 

砂を洗う波の優しく美しいこと!夜は降るような星空の下 優しい波の音が遠く近く聞こえます

小さな島の国の人たちは 漁業と農業で日々の暮らしを支え 平和な満ち足りた生活でした

ある日 自分たちの住んでいる島が とてつもない値打ちを持っていると知らされます

島のほとんどが宝物で出来ているのです!!!!

島のあちこちをちょっと掘って その宝物を売れば今までに見たこともない大金が入ってくるのです

島の人たちは 働かなくても良くなり 国からお金をもらうようになりました

料理さえ 島の外から雇った人にしてもらうようになりました 

そして働くことは忘れました

何にもしなくても お金は毎月毎年貯まっていきます 欲しい物は外国へ買いにいったり 持って来させたり出来ます

そうして 美しい島国の人たちは世界で一番のお金持ちになり 毎日愉快に楽しく暮らしました

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これは 童話でもお話でもありません この地球上で現実に起きた話です

こんな夢のような世界があるなんて信じられません でも有るのですよ 南の海に浮かぶ島に

島はアホウドリの糞が何百万年も堆積して出来ていたのです そしてそれはすなわちリン鉱石なのです

この良質のリン鉱石は世界中が 求める物です

しかし資源はいつか枯渇します 無制限に有るように思えても 消費が勝れば枯渇のスピードも速まります

もちろん 枯渇することを島の偉い人たち(政府のようなもの)は知っていたので 海外に不動産などを買ったり 株の投資もしたのでしょうが ナイーブなナウルの人々と海千山千の投資の世界では 勝負にならなかったのではと思います
お金の匂いを嗅ぎ付けて集まって来た禿鷹も一匹や二匹ではなかったでしょう

ああ!!失った物はもう帰らない もう戻らない 海の景色も波の音も以前とちっとも変わっていなくても あの素朴な平和な島の国ではなくなってしまいました

働かなくても国からお金がもらえ 贅沢に遊んで暮らした年月も過ぎ去ってしまいました

島が沈みかかっているのです 足下は音を立てて崩れていきます

いいえ文字通り 海に沈む運命に有るのです(温暖化)

私は 働くことを忘れた島の人の事を思う時 自分もナウルに生まれて 生まれたときから潤沢な資源=リン鉱石の輸出で贅沢な暮らししか知らなかったら 島の人と同じように途方に暮れると思います
違う暮らし方が有るなんて 誰も教えてくれなかったんですもの!

ナウル共和国のことは ついこの前知った所です

まるで悪魔の奸計のような話だと思いました 贅沢三昧をさせるだけさせて どすんと落としてしまう
人間は楽な方にはすぐに慣れます 楽な生き方の方が良いに決まっています
ナウルがこの先どうなるのか 小さな島の国は世界中から忘れられてしまわないか気になります


ナウル共和国 こんな島国です
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「ナウル共和国(ナウルきょうわこく)、通称ナウルは、太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁のナウル島からなる共和国で、イギリス連邦加盟国である。国土面積は21km²であり、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。国内には都市が存在しないため、首都の概念がない(後述)。また人口も、国際連合経済社会局人口部の作成した『世界の人口推計 2010年版』によると10,210人であり、バチカン市国、ツバルに次いで人口が少ない
アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘によって栄えてきたが、20世紀末に鉱石が枯渇し、深刻な経済縮小に見舞われている。かつては国民は世界で最も高い生活水準を享受し、国は国民に対し税を徴収せずに、無料の医療、教育、年金制度(老年年金ではなくベーシックインカムとして全年齢層に対する給与としての支給)、手厚い社会福祉を提供していたが、今日ではそれらはすべて破綻し、基本的インフラを維持するのでさえ困難な状況にある。
」wikipediaより引用

国家の主要外貨獲得源である燐鉱石がほぼ枯渇し、現在その収入だけでは操業費用すらもまかなえない状況にあるほか、他にナウル経済を支えるめぼしい産業もなく、経済状況はさらに厳しい状態である。国内 には自給可能な食糧産業はなく、食糧及び生活物資のほとんどを海外からの輸入に頼っているため、世界的な石油価格上昇の影響を受け、物価も上昇している。通貨は豪ドルを使用しているものの、国営銀行も機能しておらず、経済活動が破綻状態であるため、正確な経済活動の動きは把握できない。
外務省 ナウル共和国より引用

追記 2017 0114
この記事を書いてからほぼ5年
ナウル共和国に旅行された方々のブログ発見
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ナウル 存続してほしい




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by hanarenge | 2012-03-19 01:18 | ニュース


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