嵯峨野もこうして切り取ると 静かな田舎だった頃の面影が有りますか?
知人に 古い京都や奈良を よくご存知の方がいらして (寺社と民家以外は)「な〜〜〜んにもなかった」 嵯峨野や大原のお話を時々伺います
渡月橋から清涼時までの道には(嵐山のメインストリート)土産物屋などが並んでいたそうですが
そこから先は 本当にな〜〜んにもなかったそうです
落柿舎の前 百日紅が咲いていて 夏の日差しが照りつけます
ジーンと鼻の奥がくすぐったくなるような 古い香りが 立ち上るような懐かしい光景
静かです 暑い夏はあまり人も歩いていません
天龍寺側の側溝には こんな可愛らしいお地蔵さんが並んでいます よくよく見ると見知った方のお顔に見えてきます
嵯峨野が今のように有名になったのは、昭和40年代の後半から50年代初めにかけてでしょうか
アンアンとかノンノとかの雑誌に特集されて その雑誌を抱えた女の子達が列をなしたとか 何かの記事で読みましたが
アンノン族なんて言葉も流行りませんでした?
とってもお洒落な感じの雑誌で 私も 一時よく読んでいました
ライフスタイルや 旅の仕方 小物の選択 流行のスタイルの着こなし術 お化粧の仕方・・・・
田舎の女の子(蓮華草です^^)には すごく眩しく見えました
あれから 何十年。。。嵯峨野も すっかり すっかり 変わりました
良かったのか 悪かったのか 今もお洒落な女の子達が ケイタイを片手に嵯峨野を巡ります
懐かしさのあまり探したら ちゃんと載っていました
アンノン族です