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2017年 07月 21日

忘れられない人

忘れられない人

イマジカで観ました

ネタバレあります ご注意

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主演は、クリスチャン・スレーターとマリサ・トメイ

あらすじは

ウェイトレスのキャロラインは恋愛運に恵まれず、いつも中途半端な恋に終わってしまう。
ある日の夜、暴漢に襲われかけたところを、同じ店で働く寡黙な青年アダムに助けられる。
彼は孤児院育ちで心臓病を患っており、周囲の人とほとんど会話を交わすことがなかった。しかしアダムは以前からキャロラインに恋心を抱いており、そんなアダムの一途な思いに触れ、二人は急速に恋に落ちていく。イマジカより

とても微笑ましく可愛らしい二人です

おずおずと顔を上げて キャロラインを見つめるアダム

皆に変人だと言われている彼だが、キャロラインの知ったアダムはとても賢く、優しい素敵な青年でした。

不器用なアダムは一途にキャロラインを思います。

キャロラインもどんどんアダムに惹かれていきます。

この二人がとても素敵 アダムに甘えるキャロラインの声がすごくいいのです

キュートな二人

二人はまさに約束されていた二人でした

あまり余裕のない暮し向きながらアダムはセンスがいいです

二人の気持ちはますます強くなります

しかしアダムは心臓移植が必要なのです

それを頑なに拒むアダム

そして、アイスホッケーの試合を見に行った日

アダムは帰らぬ人となりました

涙にくれるキャロライン

アダムの葬儀が終わり一人アダムの部屋に来た彼女は、アダムからのプレゼントを開けます

一緒に開けようと言っていたアダム。。。。。

彼の大事なレコードと二人の写真 その裏に僕を忘れないでとメッセージ

キャロラインの胸に暖かい気持ちを残したまま、アダムは遠くへ行ってしまいました

胸がキュンとなってしまいます

派手さはないけど(むしろ地味)観終わってジーンときた映画でした。

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写真差し替えました こっちの方が絶対いい



あなたには忘れられない人がいますか?

その人はどんな人でしょうか?

もう遠い過去の向こうで笑っている人でしょうか?

それとも?

今?忘れられなくなるだろうなあという予感がある人でしょうか?

忘れられない人はきっと素敵な人でしょう。

そんな人がいると心がほっこりと和んで 優しい気持ちになれますね。


忘れられない人にぴったりの曲(私的独断の決定事項)

桑田佳祐のニューアルバム がらくたより

「若い広場」

iTunesで購入 iPodに入れて持ち歩き

目下一番聴いている曲 このどことなく懐かしい音源がいい

NHKの朝ドラの主題歌らしいけど、私は観ていないから知らない。



追記

と、ここまでわりとしっとり?来たけど


来たでしょ?来たよね?来たはず!笑

スレーター凄すぎ 爆

愛すべきスレーター貼ります もう惚れちゃうって 笑笑

いつでも見られるように貼っとくの!



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by hanarenge | 2017-07-21 19:06 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(2)
2017年 05月 11日

悲しきフランケンシュタイン

稲妻と嵐 叩きつけるような雨 

暗い研究室 そこには多種多様な機械が並べられて そして大きな水槽のような箱が

いや、それは棺桶なのだ

人が3人以上は入るだろうと言うような棺桶

この嵐の深夜に ここから這い出ようとしている物がいる

なんだろう 暗くて見えない 

じっと目を凝らして見ると その物は、、、、、、

いや 者だ 人だ しかし・・・・・・・

そいつはとても背が高い そしてその顔は ああ!その顔は

醜い縫い目が顔じゅうを覆っている

そいつは身体中を、縫い合わされているではないか

なんという醜さ なんという恐ろしさ

しかも、その傍らに立つ一人の男が、とてつもなく冷徹な目をしてそいつを眺めている

嵐の夜に呪われたかのように生まれた 一人といっていいのかどうか 怪物だ 

この怪物の生みの親は フランケンシュタイン博士

こうして怪物の人生(と、よべるかのどうか)は、始まったのだ

怪物にとっては、親にも等しいのがフランケンシュタイン博士だ

しかし博士は彼を呪われた者として扱った

純粋に興味本位で作り出したのだ

私も初めは怪物が恐ろしかった 不気味で見るのも嫌だと思った

しかし ・ ・ ・ ・ ・

なぜ 彼を造った?

何故? 何故? 憎むためか? 追放するためか?

愛もなく 何故造った?怪物は問うのだ

答えられるか?お前にわかるか?この俺の悲しみと、むなしさを。

青文字はWikiからの抜粋です

醜怪な身体の中に幼い子供が閉じ込められているような、そんなアンバランスな存在をデ・ニーロが作り上げていき、新しいフランケンシュタインのクリーチャーとなった

そうなのです 見ていると、この怪物が小さな子供のようにも見えるのです

その無邪気さと醜悪さ そして愛されない悲しみ 愛したい気持ちの空回り デ・ニーロは上手く演じました。

ケネス・ブラナーもヘレナ・ボナム・カーターも、すっ飛ばして、デ・ニーロに引き込まれました。







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by hanarenge | 2017-05-11 00:25 | 作文 | Comments(0)
2017年 04月 29日

あざとすぎます!

ちょっと!!

へ〜〜〜〜

そう来ますか!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




光テレビにもオンデマンドがあります

ビデオもあって それは一本毎に購入

でも イマジカとかミステリーとかシネマとか色々なチャンネルで、番組として放送されたものは 見逃しで再鑑賞できる

この下のジャンヌダルクとか 氷の家 ジキルとハイドなどなどは放送されてオン デマンドで上がったもの
ジキルとハイドは、私的にはハズレっぱなしでしたけど>< ほんまに、こんな解釈あれへんわ!

ターミネーターは購入するビデオです
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ハウス・オブ・カードは もう皆さんとっくにご存知かと思いますが

ネットフリックスが配信し、ネット配信で初公開されたドラマシリーズとして史上初めてプライムタイム・エミー賞を受賞した とwikiにもある

ネットで配信したこのケースは非常に成功したと思う



ケビン・スペイシーが演じるフランシス・アンダーウッドは 問題処理能力に秀でているが非常に権力志向が強い
と、言うより、そこだけ異常に肥大している。

彼と彼にあらゆる点で似ている妻の目指す最終目標は合衆国の大統領だ。

栄えあるそのゴールを目指して 彼と妻のとった手段とは。。。。。



で、人気番組のこれは各局放送したいところ
2016年3月以降 ネットフリックスで配信中 
U next を契約していない私はイマジカで放送されるのを待ってS1とS2を観た

そのあとhuluで再鑑賞

ますます続きが気になった

当分ないと思っていたが 3月からS3が放送されていたのだ 知らなかった〜〜〜〜〜

S4は今放送中ですよ!でも、もうエピ7くらい? ため息〜〜〜〜


当然 オン デマンドがあると

所が!!!ビデオ並みに料金追加となっている

待てば また何処かで放送されるし 

でもさ、心情的には今なんですよね 今 

今 観たい 観たい時が旬なの これわかる?

クリックしちゃいそうです

記事を書いてる下にU NEXTの広告がでかでか 笑
 
知るか〜〜〜〜 契約するわけないわ〜〜〜〜


過去 最初に私がハマった野望の階段(英国のオリジナル)

これも最高に面白かった

古い記事ですから リンク切れあります ご了承くださいませ



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by hanarenge | 2017-04-29 10:56 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 03月 17日

まりりん・もんろーの事

カテゴリは映画と、なっていますが

どっちかと言うと心模様かしら 一応ただのつぶやきやからね 笑


金髪で、スタイル抜群、真っ赤な口紅が色白の肌に映える

いつも、セクシーな表情でこちらを見つめている

世の男たちは、そんな彼女に群がった。

彼女の眼差し 彼女の声 彼女のスタイル 

彼女はあっという間にスターダムに 

ますます男たちは彼女を愛した

いつでもご機嫌な女だぜ 

あの目 あの体 まいっちまうよ

マリリン モンローはハリウッドのsex symbolから世界のsex symbolになっていった

毎日毎日男たちに取り囲まれて 享楽的な生活を送っているかのように扱われ 本気で思い込まれた

そしてそれはマリリンを人気者にはしたが 本当の彼女を知ってもらう機会を奪っていった

誰が彼女を知っている?

彼女を理解しようとしたか?

毎日泣いていることを知っているか?

もっと演技を磨きたい もっとシリアスな映画に出たい 舞台もやりたい

彼女は 男が好きな頭のからっぽな女ではない そう言う扱いを受ける女ではない

彼女は必死で努力を重ねた 必死で

しかしそれは マリリン・モンローという名前の女優には 要らないことだったのだ

私は 彼女の無念を思うと 腹が立って仕方がない

本当の彼女は 無垢で賢くしなやかな人だ そしてしたたかでもあったと思う

いつでも愛する人を心からまっすぐに見つめた人だ

彼女は争ったが 追い詰められていったのだと思う

純粋で無垢な彼女には ハリウッドの水は合わなかったのかもしれない

しかし彼女が生きる処は ハリウッドでしかなかったのも事実だ

彼女のポートレートを見ると 彼女の表情の中に もう一つの顔が見えるような気がする

私を知って!!私を見て!!本当の私を見て!!

私には 彼女がそう言っているように思えてならない

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by hanarenge | 2017-03-17 05:43 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 02月 12日

山桜

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美しい映画である 
熱い映画である
静かな静かな映画である

あなたは、ほんの少し回り道をしているだけなのですよ 野江の母親は言うのだ。


叔母の墓参りの帰り、美しく咲く山桜の一枝をと思い手を伸ばす野江
あと少し、あと少しだけこの指が伸びたら。。。。。。。

手折って進んぜよう 後ろから思わぬ声

その人は、背の高い、そして涼しげな、瞳の人だった。『多分お忘れであろうが。手塚でござる、手塚弥一郎』

その人は、以前私をと望んで下さった方だった。

『今はお幸せでござろうな』 その人は少し気遣わしげな視線を真っ直ぐに当てて、私に聞いた。
はい 野江は、思わずそう答えた。
『さようか。案じておったが、それは重畳』一枝の美しい桜を私の手に残して、その人は歩み去っていった。

婚家では出もどりなどと言われて、貰ってやったのだとばかりに嫌味を言われて、こき使われる毎日なのだ。

初婚の夫に先立たれ、縁あって嫁したのは磯村の家、、、、、しかし、野江はこの家にも夫にも馴染むことができない。

磯村の家は、金を貸しては強欲に取り立て、私腹を肥やす藩の重臣の諏訪平右衛門に擦り寄る始末。

実家の弟に、手塚弥一郎の素晴らしさと、ずっと自分を思っていてくれたらしいことを聞いて、孤独な野江は心が温かく慰められるような気持ちになる。

野江は知らず知らずのうちに、夫と手塚を比べてしまう。

藩の為にとは表向きで、新田開発にかこつけて農民を苦しめる諏訪を切って捨てたのは手塚であった。

夫が、怒り狂って、手塚を罵るが、その言葉を聞いた野江は、夫の紋付を足元に投げ捨ててしまう。

そんなことをした嫁は置いてはおけないと離縁される野江。

手塚は切腹となるところを、長の押し込めとなり、殿が江戸から戻られたら裁きが下るということらしい。

野江は密かに御百度参りをして、手塚の罪が許されることを祈る。

再び春が巡りきて。。。。

野江は桜のひと枝を持って、手塚の家に行く。

手塚の母親は、意外にも野江を知っていた。弥一郎からあなたのことはよく聞かされていました。
あなたが磯村様のお家に嫁がれた時は、弥一郎は随分と怒っておりました。
でも、私は、野江さんがいつかこの家を訪ねてくれるだろうと思っておりましたよ。
(おそらく弥一郎は磯村家の内情を知っていたのに違いない、そうして、野江は苦労すると心配していたのだ)


野江は、涙を流しながら思うのだ。
私がいる所はここなのだ、この家なのだ、弥一郎のところなのだ、私は取り返しのつかない間違いをしたのだ
なんという回り道をしたのだろうか。

春を迎えた藩に、江戸から参勤交代の行列が下ってくる。

弥一郎の牢の外にも山桜が咲いている。顔を上げた弥一郎の目にも桜が見える。
弥一郎は少し柔らかい顔をする、きっと野江の顔が浮かんだのに違いない。

弥一郎は許されるだろうか。許されてほしい。

二人で小さな幸せをつかんでほしい。

結末はわからない、しかし、二人で幸せになってほしいと強く願いたい映画だ。

私は藤沢周平の原作の映画は好きなのである。
たそがれ清兵衛と蝉しぐれ、そしてこの山桜 どれも名作だと思う。
蝉しぐれは映画よりドラマの方が好きだったな。

オフ会、これから書きまぁす^^V



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by hanarenge | 2017-02-12 02:43 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 01月 13日

Spotlight

この前光テレビのデジタル配信で(レンタルしました)
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非常に意義のある映画だと感じる。
アカデミー賞を取ったと聞いて(作品と脚本の部門)(アカデミー賞ってアメリカ映画の健全な発展を目的に、キャスト、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞なんだからさ)
だからこれがアメリカ製作というのが私にはちょっと嬉しい。
もう何年も前に、ネットニュースかBBCだったか忘れたけれど耳にして、確かこの問題をBBCのハードトークでも取り上げていた
それをちょこっと記事に書いた覚えがあるが、何せ見出しをなんてつけたか、どのカテゴリーかタグか思い出せない

アメリカ合衆国のボストンで発覚した、カトリックの神父による児童への性的虐待。
始めは小さなコラムで扱われただけの記事だった、そして、その問題は、ボストンの社会の裏では有名なと言うか、知られた事件だった。
つまりは、人々の居間やキッチンでひそひそと囁かれ、こっそりと広がるが決して表には出ない話の種類だったのだ。
しかし、新しい編集長がニューヨークから来て、この町にしがらみのない彼の指示で調査し連載することになった。

スポットライトとは、ボストン・グローブ紙の少数精鋭の記者たちが、関心の高いテーマを徹底取材して、長期に渡り報道するコーナーなのだ。

これは実話である。

ボストンはカトリック信者が多い町だ。カトリックの教会はこの町に於いて無視できる存在ではない。影響力がすごく大きい。

事件の背景としてボストンは、都市部に住む380万人のうち200万人以上がカトリックで、米国で唯一人口の半分以上がカトリック教徒を占める大司教区の要であり、全米で最も政治家、警察、法曹、企業の重役に信徒が多く、これまで聖職者の不祥事の隠蔽に大なり小なり協力的だった、ということが挙げられている

そんな、ボストンの教会で、あるいは、サマーキャンプで勉強会で学校で、神父が信者の子供に性的な悪戯をしていた。

一人の神父の名前が挙がる ジョン・ゲーガン。これは実名である。

映画でも、このジョン・ゲーガン神父に悪戯をされたと言う訴えが上がるシーンがある。
しかし、その声がちゃんと取り上げられることはない。賠償金という形で示談して、しかも示談の項目には守秘義務を入れるのだ
口外したら示談金は没収する。

更に痛ましいことに、ゲーガン神父が狙ったのは貧しい母子家庭が多かった。
父親不在の家庭には、頼るところといえば教会の神父様、なんでも相談できる優しい賢い神父様。
小さく無垢な心の子供は、これは懺悔だからママにも誰にも言ってはいけない、神様に愛されなくなるなどと脅される。

しかし、やはり、こんなことは黙って済まされることではない。教会には苦情が寄せられる。
その度に教会は、教区の枢機卿は、ゲーガン神父を移動させるのだ、
苦情→移動、苦情→移動とたらい回しにしたその先でも、何と数十年にわたり神父は性的虐待を繰り返す。
事件が明るみに出て、名乗り出ただけでも200人を超えると言う。

しかも、ゲーガン神父だけではなかった。アメリカ中のカトリック教会で、同じようなことがず〜〜〜〜〜っと以前から起きていた。
そして、教会の上層部は。。。。。。。もちろん知っていた!!バチカンも知っていた!!
しかし、隠蔽されてきたのだ。

そして、この問題はアメリカのみならず、全世界で起きていたのだ。ず〜〜〜っと起きていたのだ!

アフリカで、ヨーロッパで、アジアで、日本で!世界のそこらじゅうの教会で。

神と信徒をつなぐ神父が、その裏では恐ろしい忌まわしい唾棄すべき行為を繰り返していたのだ。

そして、おそらくそういう神父達もその昔同じことをされたのだと思う。

純粋に神を信じ、教会と神父を信じる子供達は、そのスタートから躓いたのだ。
彼らの心には大きな深い傷が残った。何も信じられなくなった。薬に溺れ自殺するものも大勢いた。
長じても、人との関係をうまく結べない、そして自分を恥じている。
彼ら彼女らには何の落ち度も罪もないのに!

教会はこの問題からとことん逃げた。教会と自分の地位と名誉(あるのか?)を守り、神父は移動させるか、休暇を取らせた。
被害者には知らぬ顔をしたのだ。当の神父はどこの教会でもまた同じことをした。臭いものには蓋だ。
この恐ろしい構図 この恐ろしい身勝手、この恐ろしい思考、これは何なのだろう。

私もやられた、お前もやられた、これは伝統だとでも思っていたのか?????わからん!さっぱりわからん!
これは病気だ。ペドフィリアと言う病気だ。非常に厄介な病気だ。


カトリックの方がプロテスタントよりもこういう事件が多いと聞いた。
それは、カトリックは妻帯を許していないからだと聞くが。

性的虐待の加害者である神父にはとことん甘いが、同性愛者は即刻破門するし、中絶擁護派にはとことん厳しいし、妻帯したら破門。
神様はそんな教えをしてるんかい????違うと思うけどなあ。
カトリック教会の意識は奈辺にあるのだろうかねえ


非常に気分が悪く胸が痛いが、レンタルしてフロム・イーブルを観始めた。

発覚して初めて、教会もバチカンもちゃんと取り組み始めたと聞くが。。。。

それが今もちゃんと機能していることを強く願う。
きらびやかな装飾や美しい賛美歌の陰で、またぞろ恐ろしいことが行われていない事を強く願う。

以下 参考リンクです。
フロム・イーブルの「扱われる議論」の項目のところに、それこそ唖然とするような、しかしさも有ろうという胸糞の悪い記事があります。
しかしこれが現実なのです。








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by hanarenge | 2017-01-13 22:20 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 01月 11日

なんという人生だろうか (読みたい本などのことも)

『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』

栄えある大英帝国のMI-6
今はどうか知らないが、その昔。。。。と言っても、戦前から戦期、英国の情報機関は(主に対外はMI-6 MI-5は国内治安維持、これ以外にもあるだろうけど)
6課は上流階級出身 5課はブルーカラー出身が多かったそうな 妙にお互い対抗意識あったようで。
その6課にケンブリッジ・ファイヴで知られる、ソビエト連邦のスパイ五人組がいたことが、解っている。
ハロルド・エイドリアン・ラッセル「キム」フィルビーはその中でも傑出していると言っていいだろう。
キムがケンブリッジ大学に入学した当時、英国は大恐慌の影響で社会矛盾が露呈し、ヨーロッパに於いてはファシズムが台頭してきた時代だった。
若い彼らは(理想?を求めて)社会主義に傾倒した。
1922年に誕生したソビエト連邦にリクルートされたのだ。釣り上げられたのだ。

1917年にロシアで起こった革命で、ロマノフ王朝のニコライ2世とその家族は1918年7月17日、エカテリンブルクのイパチェフ館の地下でレーニンの命で銃殺された。
革命は一方の勢力がもう一方の勢力をねじ伏せるのだから、暴力を伴うし報復的なやり方もあるだろうが。。。。
王室一家はとても酷い扱いを受けたようだ。これはこれでまた機会を得たら書きたいと思う。


このキム・フィルビーの亡命事件から、時を経て書かれたのがジョン・ル・カレの傑作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」だ。この小説が 裏切りのサーカス という映画になった。
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そしてもう一冊 グレアム・グリーンの、ヒューマン・ファクター 私はこれをまだ読んでいない。とても読みたい本だ。
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ジョン・ル・カレもグレアム・グリーンも、元スパイである。
彼らはスパイ人生を全うして(したと思うよ)、堅気(言葉は悪いが)になって小説家となった。

さて、ベン・マッキンタイアーの「キム・フィルビー」である。彼は小説に登場する人物ではない。
実在した男だ。
彼はMI-6でどんどん出世して最高幹部にまでなった。そして対ソ諜報部門の責任者だった。
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それが実に30年間もソビエトに機密情報を流したのだ。
彼の情報漏洩で大勢の人間が嵌められたり殺されたりした。
彼の働きで西側の対ソ対策は、死屍累々だったろう!

彼は信頼され尊敬され、彼を無条件に信じてくれる「親友」もいた。

英国上流階級出身で同じケンブリッジ大学のMI6の同僚ニコラス・エリオット。

キムを師と仰いだ後のCIA対情報部門責任者ジェームス・ジーザス・アングルトン。

ニコラスはキムが疑われた時も、真っ先にキムを庇い彼を弁護してくれた。

やがて、キムの本性は白日の元に曝されることになる。

ニコラスは、アングルトンは、彼らの心中や如何に。

ニコラスは、自らベイルートに赴きキムを尋問する。
言い訳や言い逃れの果てに訴追免除を条件に、しぶしぶ罪を認めたのだが。。。。。。
後日詳しい供述をするはずになっていたのだが、さっさと亡命してしまった。
監視をつけていなかった英国、スキャンダルを恐れたと言うけれど。以上Wikipediaより

この辺が甘いなあ!如何にも大英帝国の鷹揚さと言うか・・・・・・・らしいと言うか。

追記です。ちょっと調べた所、キムに監視をつけなかったのは、どうも、ワザとらしい ←おい!!

世界に冠たる?大英帝国の諜報部員が二重スパイ で、キムを引き立て、庇い、ここまでに育てたのに、この責任は?と言う事
誰が責任とんねん?こんな間抜けな話、表に出せるか?皆で押し付け合い、なすり合い、知らんもんね〜〜〜てな所
もうソビエトでもどこでも行って頂戴、その方がマシやという事らしい。
あ〜〜〜アホらし、そんなんでええんか!!!お前ら!

でもこの構図はどこでも一緒やな、大騒ぎになったカソリックの性的虐待をかくしてた教会の偉いさんの話や。

キム・フィルビーは亡命先のモスクワで暮らした。

そして、彼が信奉した社会主義国家のソビエト連邦崩壊の前に死んだ。

英国に忠誠と愛情を誓った筈の諜報部員が、二重スパイだったのだ。
彼の心の中はどうだったのだろうか?後悔は微塵もなかったのだろうか?
何の矛盾も感じなかったのだろうか?
英国を軽蔑し憎んでいたのだろうか?
若い頃に傾倒した社会主義に全く疑問はなかったのだろうか?
彼の(何ものも関係がない)彼だけの人生は、どんなだったろうか?

この21世紀、世はサイバーテロの時代だ。
アナログからデジタルへ、居ながらにして、世界各国の政府のメインコンピューターにも忍びこめる時代だ。
今、ニュースはロシアのアメリカに対するネット攻撃で持ちきりだ。
大統領選挙をネットで操った???
プーチン大統領は、トランプ氏を組みしやすいと思ったのだろうか??
トランプは、プーチンに弱みを握られただろう。そしてその弱みは何処で何時使われるのだろうか??
考え始めるとキリがない。
このような事は西も東も、関係なく行われているだろう、成功するか否かは別にして、何処の国も恐らくやっているだろう。
機密は、それを利用したい者にとって、魅力的な宝の山だ。
国家とは何か、人間とはどういう者か。何が正義で何が邪悪なのか。
そもそもそういう括りで決めることが間違う一歩なのだろうか。


以下BBCのニュース映像です



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by hanarenge | 2017-01-11 23:03 | 心模様 | Comments(0)
2016年 11月 13日

チェン・ダオミンさん

チェン・ダオミンは、好きな俳優の一人だ
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HERO(英雄)(2002)

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妻への家路と同じ監督のチャン・イーモーだった
一枚一枚同じ黄色の銀杏を集めて、それを扇風機で風を送り、落ち葉を舞わせたとか、一年の内2日しか湖面に風が吹かない日がない湖のシーンとか。
とにかくシーンがとても美しかった。

アクションも美しかった。 無名と言う刺客が、秦王の所にやって来て、秦王の暗殺者を倒したという話を始める。
無明はリー・リンチュウ 秦王はチェン・ダオミン

リーはアクションを封印した「海洋天堂」で、自閉症の息子を育てる父親役が一番新しい記憶です。

その後に撮られた香港ノワールの大ヒット作の3部作のインファナルアフェア3では、本土マフィアの大物(武器商人)のシェン、実は潜入刑事。その役を演じている。
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上から下まで黒で決めた凄腕の潜入刑事 まあ、これがトニー・レオンとレオン・ライと三人のシーンでも、存在感がすごかった。

GYAOに上がっていたんだけど、中国式離婚と言う、あちらでは視聴率が高かったドラマに主演していた。
その頃私は、HuluでMI-5とかリトルブリテン、カーニバルにはまっていたなあ

だから、GYAOは後回しにしていたけど、時々は観て、あら、ダオミンさんはこんな役もやるのかと妙に感心した。

この中国式離婚、今はネットからレンタルして見はじめたのですけどね。全話ユーチューブに上がってるけど北京官話は解りませんもん 笑
彼はインテリの雰囲気があるでしょう?物静かで。
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ドラマの中では、奥さん一筋、腕はいいけどあんまり出世とかには縁のない外科医

奥さんは大地の子のジャン・ウェンリー この奥さんがまあ上昇志向が半端じゃない

恋愛結婚7年目、可愛い一人息子がいる中流家庭なんだけど、毎回毎回夫を罵る。意気地なしとか人でなしとか

とにかく国立病院は給料が安い、もっといい外資系に変えろとそればっかり。
根回しが下手な夫、中国はコネ社会ですよ、ワイロとかさあ、、、、裏でこっそり(>< 
だけどダオミンさん演じる夫はそれが嫌、それが苦手、裏返せばプライドがすごく高いんだね。

嫁は鼻で笑う、それが憎ったらしいのよね 笑
13億もの人がひしめく中国では、のほほんとはしてられない。
子供に金がかかる、家も車も洋服も欲しい、私から見たら欲張りすぎと思うんだけどなあ。

で、おきまりの隙間風、毎回、夫婦喧嘩勃発 
キャンキャン言う割には、夫にすぐ電話する嫁、でも拗ねるし、ふくれるし もう何をどうしてもらいたいんや!?あんたは。

まあ、嫁のキンキン声に私がどこまで付き合えるかですけどねえ

とにかく観始めたわけです。

あららら!!今見てみたら、Huluにあがってますやん
項羽と劉邦 長いみたい 最後まで観る馬力。。。。。。。あるかなあ。。。。。。頑張れ!私  苦笑 

追記です。観始めたけど。。。。。ってか、字幕じゃない〜〜〜〜〜〜吹き替えの声がイメージをぶち壊し〜〜〜
なんとかしてくれえ〜〜〜〜!!って感じ。嫌やなあこんなの

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ところで!!妻への家路のダオミンさんは、今までとまたちょっと違ったイメージで。
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またまた男っぷりが上がったという感じ インテリのボンボン育ちの教授役がとっても合ってたと思う
質素な身なりでもダンディだしね。若者にはない色気がまるだわね。





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by hanarenge | 2016-11-13 01:43 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2016年 11月 10日

帰来/COMING HOME 妻への家路

張芸謀(チャン・イーモウ)監督 2014年の中国映画です

張芸謀(チャン・イーモウ)監督と言えば、中国のオリンピックの開会式と閉会式のチーフディレクターを勤めました。
あの開会式の模様は記憶に新しいのではないでしょうか?

その監督が、「活きる」と「サンザシの樹の下で」に次いで文革(文化大革命)を、題材にした映画を撮りました。
その映画がこれです
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  • 陸焉識(ルー・イエンシー):チェン・ダオミン(陳道明)
  • 馮婉玉(フォン・ワンイー):コン・リー(鞏俐)    この2人がルーとフォンの夫婦を演じています。

ネタばれ有ります

文化大革命とは。

中国全土を恐ろしい厄災が吹き荒れた10年間とでも申せばいいでしょうか



言わば毛沢東は中国の皇帝です
広大な中国は彼が政権を握ってから毛の実験場と化したのです。

兄弟、親子、知人、友人、隣人、同僚 ありとあらゆる場所で密告が奨励され、人間関係は崩壊しました。

文革の事をここで書いたらとてつもなく長くなりますので割愛しますが、興味を持たれた方はどうぞ検索してみて下さい。


夫は反革命分子と言う事で、囚われ、妻は一人娘とひっそりと暮らしています

お前の亭主が逃亡した、きっと立ち寄るだろうが会ってはならない、すぐに党に申し出よ

そんな命令を持って、党中央(中国共産党=毛沢東)から役人がやってきます

娘は3歳で父親と引き離され、記憶も余り無い、加えて物心ついた時から、党の絶対性を教え込まれているので役人の言葉に素直に頷く
しかし、母は。。。。。
コン・リー扮するフォンがアップになるが、彼女が全く納得していないのがその表情に有々と出ている。
だいたい、夫が右派と言うことも納得していない。
当たり前の事を言っただけだ。
追記します。
逃亡したと聞かされて、ワンイーは「あの人に何を」と聞きます。

「あの人が何を」ではなく、あの人に何をと問うのです。

この言葉は早速聞きとがめられて、党を信じているかと聞かれます。
嫌々ながらはいと答えるのです。

本音はあの人は10年以上も思想犯として牢獄に囚われている。
そんなあの人が脱走するような、どんなひどい事を、あんたたちは、あの人に対してしたのかということなのだ。

(文革ではこのような冤罪がとても多い、党に疑問を持ってそれを口に出したら即右派なのだ。
要するに党=毛に服従、いや盲従せよと言う事なのだ。)



政府の役人にも、これはおかしいと思う人も大勢いる、しかし・・・・・沈黙は何よりの防御になるのだ、明日は我が身。

激しい雨の中、夫は妻に会いに来る。
帰宅した娘に会って、大きくなったなあと言うのだが、拒絶される。

お母さんに明日駅で待つと言ってくれと頼まれるが、そんな事は出来ない、さっさと自首せよとにべもない。
私たちはお父さんのせいで、色々な非難を受けている。とても気をつけて暮らさなくちゃならない。これ以上私たちを困らせたり巻き込んだりしないでと強く言われる。

何とかアパートに入ったものの、外には公安が(中国の警察と言うか思想警察と言うかそんな類い?)張り込んでいる。
夫はドアをノックする、妻は夫だと解っているが、じっと沈黙したままだ。
会いたい!会いたい!しかしここで会ったら・・・・・・
色々な難儀が(謂れのない難儀)あの娘に降り掛かる・・・・・
夫は外で張り込む公安に連れて行かれる。。。。。。ひどい目に遭わされて、ひょっとしたら殺されるかも知れない。

鍵を開けたい、夫に一目会いたい そんな気持ちをコン・リーは動きを止めた体全体で演じる。
そして外では夫がこれも沈黙したまま、ドアに身を寄せて妻を思う。コン・リーとチェン・ダオミンの見事な演技だ。

夫はとっさに壁に貼られた紙を破って、明日の朝、駅の高架の下で待つと書いてドアの下から部屋にさしいれる。
妻はそれを万感の思いで見つめる。

妻は粉をねって万頭を沢山作る。布団を丸めて中に着替えを入れて肩から下げるように荷作りする。

学校から帰った娘が見とがめる、お父さんに会うの?止めて欲しい。私は学校のバレエの主役をやりたいの。

今度だけはお父さんのことだけを考えて。あなたは踊りのことだけ考えなさい

いやよ!会わせない!娘は断固とした決意を母にも促す。

駅には大勢の人が行き交う。約束の朝だ。

高架の下にホームレスの男がいる、ぼろを着て、見るからに惨めだ。

男は何かを探すように高架の下から必死に目を凝らす。

妻は荷物を持って駅に急ぐ。夜なべして作った万頭と布団の包みを下げて。

行き交う大勢の人の中で中々探す人は見つからない。

男が高架下から出て、帽子を振りながら叫ぶ「フォン・ワンイーーー!! フォン・ワンイーーーーー!!」

妻がその声を聞き、必死に走る。しかし公安も動き出す

「ルー・イエンシーーーー!!逃げて あなた!!早く逃げて!!」

娘も母親を心配してやって来た

前夜、娘は公安に母と父が朝、駅の高架辺りで会うと密告したのだ。
党の絶対性を疑わない娘に取って、父は改造されるべき犯罪者 母は父と一線を画しなくてはならない。
党に告発する事は正しい事なのだ、前夜政府の役人は言ったではないか。
君は正しいのだ、教えてくれるなら、バレエの公演で主役をやれるように推薦するよ。
出身のせい(父親が右派)で、今回の脱走事件のせいで、1番踊りの上手い私は主役どころか、大勢の兵士の一人にしかなれない。
それは理不尽だ、私の実力が1番なのに、どうしても革命劇の「紅色娘子軍」を主役でを踊りたいのに。。。。。

ワンイーーーー!!イエンシーーーーーー!!夫と妻は互いの名を呼びながら走るが・・・・・・・

目前で、公安に捕らえられた夫は妻を呼びながら引き立てられて行く。
妻は追いすがろうとして、それを止めようとする役人に突き飛ばされて頭から血を流しながら呆然と夫を見送った。

あの辛い別れから三年が過ぎ・・・・・
狂気の文革は終わった。。。。。。。
そして今日は夫が名誉回復をして帰って来ると言う嬉しい知らせが届いたのだ。

ルー・イエンシーは沢山の荷物を持って帰って来る、駅で待つ彼の元に来たのは娘だけだった。

お母さんは?聞く父親に、娘ははっきりとは答えない。

愛しい妻は夫の顔を忘れてしまったのだ。目の前に愛する夫がいるのに、解らないのだ。

彼は呆然とする、何としても妻に自分を思い出してもらわねば。。。。。。

収容所から、夫が出した5日に帰ると言う手紙が遅れて届けられる。

その5日、妻は念入りに髪をとき、駅で夫を待つ。

妻の目の前にイエンシーは立つが・・・・・ワンイーは自分を見ても知らない顔を見るように一瞥して、駅の階段に目を凝らす。
イエンシーはまだかしら、イエンシー早く帰って来て。

イエンシーは愕然とする、私の顔だけを忘れている。妻の写真を見ながらイエンシーは泣くのだ。

それからイエンシーは、妻のアパートの近くに住み、涙ぐましい努力を始める。

妻が好きだった曲 妻に弾いて聴かせた2人の曲、それを聞けば思い出してくれるのではないか。

ピアノの調律師になって妻の家に行く。無邪気に喜び笑顔をイエンシーに見せる妻 だけどそれは・・・・空しい思いにかられるイエンシー

調律したピアノに向い妻の帰りを待って弾き始めるイエンシー。

階段の途中から、音楽を聴いて真剣な顔で上がって来るワンイー、見えたのはピアノに向うイエンシー。

ゆっくりと彼に近づき、涙を浮かべて、そっと、そっと、その肩に震える手をかける。

(私はもうこの辺りから涙が止まらない)

ピアノに向うイエンシーも泣いている。ああ!今度こそ、ただいまと言おう どうか思い出して。。。。。

そっと抱き合う2人 イエンシーの腕に力が入る、妻の顔を優しく見て・・・・・


しかし、妻は抗う 何をするのですか?あなたは誰?ここから出て行って!

ワンイーは、イエンシーが弾いた曲は覚えている。。。。。
だけど、イエンシーを認識できない。。。。

ワンイーはイエンシーからの手紙を待っている。
収容所で夫は妻を思い、沢山の手紙を書いた。それは一度も出される事は無かったが(私は、これは党の罰と言うか嫌がらせだと思う)
持ち帰ったその手紙を夫はわざわざ小包として届けて貰う。
夫の前で、涙を流しながら手紙を読む妻、夫の筆跡を愛おしそうに撫でる妻。そんな妻を愛しげに見守る夫の目にはまた涙が。

その日から、イエンシーはワンイーの為に、自分が書いた手紙を読む人になった。

ワンイーは娘の丹丹(タンタン)を許せない。
娘は夫(父)を密告し、大事なアルバムから父親の顔を全て切りとってしまったのだ。
タンタンは、結局主役から外されて、バレエを続ける意欲を失った。それはこの子に取っては人生の一大事だったと思う。

役人は密告させる為に推薦すると嘘を言ったのだろうか?それとも、やはり右派の子は罪深くあるのだろうか?。

この時代出身が全てにおいて重大だったのだ(知識人、地主、海外留学経験者、海外から帰国したものなどは全て人民の敵で、反対に貧農、党の幹部などプロレタリア革命の騎手となったものは出身がいいのだ)

お母さんを一人にしておいてはいけないよ。でもお母さんは私を許さないわ。
追記です
タンタンも大人になった。
母親が記憶をなくし、お父さんを認識できないのは私のせいだと涙ながらに父親に言う。

あの時以来私を許してくれないの、私が悪いの。
何を言う、悪いのは私だ、私のせいで。。。。もう終わったことだ、明日も仕事だろ、早く帰りなさい。

娘は父親に言う、私が密告したの。知ってるよ。奴らに聞いたから。あっさりと父親は言う。
タンタンは、この事をとても気に病んでいたのだろう。父親はとっくに娘を許している。

紡績工場の寮住まいの娘を許してやるように、夫は妻に手紙を書く。あの子と一緒に住みなさい。


たった一枚残っていた若い頃の2人の写真、ワンイーはそれを夫と並んだ写真の、切りとられたイエンシーの顔の所に入れて大事そうに額に入れるのだ。

夫の言うことは聞くワンイーはタンタンと暮らし始める。

方(ファン)と言う役人がいた、その昔、イエンシーが銃殺されるかも知れないと言う時に、ワンイーはファンに頼ったのだ。

どんな下っ端の役人でも党を後ろにしたら、権力者なのだ。

イエンシーが初めて家に帰って来た時も、夫をファンだと誤解したのだ。

どうやら、ファンは夫の命の口利きをする代わりに、ワンイーに言うことを聞けと迫ったらしい。

しかし、もしかしたら、ファンは銃殺など嘘を言ってワンイーを我が物にしたのかもしれない(これは私の想像ですが

その記憶がワンイーを苛み、今の記憶障害になったのではと思えるような所もある。

私もまだ小さかったから・・・・・でもお母さんをお玉で殴っていた。

イエンシーは娘にファンの事を問いただし、会いに行く。

所がファンの家では妻が半狂乱で、私の夫を返してと叫ぶ。どうやらイエンシーを政府の役人と勘違いしたらしい。
ファンもまた反革命分子として罪を問われ収容所送りになっているのだ。

背中に隠したお玉を持って、イエンシーは何も言わず帰って行く。

妻は毎月5日には欠かさず駅に迎えに行く。帰らぬ夫、いや、夫は帰って来て妻の側に寄り添っているのだが。

ワンイーの中では、夫は手紙を読んでくれる親切な人。私のイエンシーはどうして帰らないの・・・・・・・・

長い年月が過ぎて、寒い寒い冬の朝、雪が積もっている。

足下がおぼつかないワンイーが、娘と共に表に出て来る。

イエンシーが待っている。

今日は5日だ

イエンシーの三輪車の後ろにワンイーを乗せて駅に行くのだ。

ワンイーは夫と共に、陸焉識と大書した板を持って、今日もイエンシーの帰りを待つのだ。

その側に、ずっとこうして来たイエンシーは寄り添う。彼が妻の心に帰る日はくるのだろうか。

アジア版 きみ読むだわ。。。。。。。


この映画は声高に文革を批判したりはしません。政治的に難しい反面も有るでしょう。

このように静かに声も上げず、政治の波に翻弄された名も無き大勢の人がいるのです。

文革を 恐ろしい笑い話と言った人がいる。
本当だ。夢でも芝居でもない、20世紀の中華人民共和国で繰り広げられた、グロテスクで残酷で恐ろしい笑い話だ。
告発の中身が笑い話なのだ。尋問も笑い話だ。しかし笑えないのだ。
この馬鹿げた政策を輝かしい理念として心から信じる人がいる。出世の為に利用する人がいる。
人の心は荒廃して思いやりも情愛も勘定沙汰になる。それは病のように中国全土を覆い尽くしたのだ。



おまけは、帰来の主題歌です 聞いてね 更に言うとiTunesでも手に入りますわよ^^
違うバージョンも貼りますね♡




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by hanarenge | 2016-11-10 11:17 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2016年 11月 02日

ブリジット・ジョーンズの日記3


ネタばれ有ります

ブリジット・ジョーンズの日記3を観ました。

するなよ!!と言う方は、ここで回れ右でお帰りを。

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1と2を書くのも面倒っちいので に私の映画のブログを貼ります

30代のブリジット、いわゆる負け組。彼氏無し 体重 酒、煙草 ばんばん、で、最大関心はダイエットと恋愛。
そんなブリジットが恋したのだ。
お相手は?

世の中のアラサー女性の強い共感を呼び大ヒットになったこの映画

そんな彼女も40代 え???独身なの????マークがプロポーズしたやんか!2で!

なんと長年付き合ったけど、別れてしまった2人。マークは別の人と結婚してた!!

映画館で観た印象は・・・・・・老けたなあ・・・・・・でも当たり前だよね そんな所もいいじゃんと納得。

30代と40代が見た目一緒なんて気持ち悪いものね。

ブリジット役のレネー・ゼルウィガーは47歳です。


マークの永遠の恋敵ダニエルが死んじゃった?!!
ダニエル役のヒュー・グラントは出演しないのです、仕方なしに死んだ事に 笑

マークとダニエルの、喧嘩観たかったのにな〜〜〜〜〜

アメリカ野郎が新たな恋敵さ。パトリック・デンプシーが演じています。

長年のファンとしては、ブリジットにはマークマークにはブリジット。これ絶対譲れないことね。

途中は、ハラハラ、ブリジットのビッ○ぶりに、そりゃあないぜと言いたくなったり。

しかしなのである。マークの事を忘れられなかったブリジット、マークもブリジットをずっと思っていたんだって。

そしてマークは、もう離婚しちゃってるのだ。いや、これ直接ブリジットに関係ある訳じゃない。

ラストの嬉しい事。

やっとやっと、マークとブリジット、結婚したんだもんね〜〜〜〜〜〜。パパとママになった2人^^V
これで大騒ぎだったけどね〜〜〜〜

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by hanarenge | 2016-11-02 20:23 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)