心の万華鏡  

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2017年 09月 13日

片思いと初恋は

いつから始まったのだろう

もう古い話だ

都心へ向かう電車は満員御礼

いつもの事だが 明子は舌打ちしたくなる気持ちを抑えて乗るのだ

その日も同じような光景

ウンザリして横を向いた時 真正面の男性の胸に口紅をつけてしまった

明子の後ろの客が電車の揺れによろめいたのだ

明子は押し出されるような格好で見知らぬ男性の胸に顔を埋める姿勢になった

電車はその後大きく揺れて ブレーキがかかった

明子はますます男性にくっついてしまったのだ

グリーンノートとかすかなムスクの清潔な香りがするその人は 明子を守るように両腕でかばってくれた

真っ白いyシャツに口紅をつけてしまったことを謝る明子に 屈託のない笑顔を向けてその人は改札を出て行った

笑顔が印象に残った 目尻にちょっとシワがより それがとても似合っていると思った

一ヶ月後に明子は男性と再会した やはり満員電車の中だった

きっかけがきっかけだけに 二人で顔を見合わせて吹き出してしまったのだ

それから電車に乗るたびに密かに彼の姿を探すことになる

車両もなんとなく暗黙の了解で 口紅事件のあの車両になった

そしていつしか電車の時間が楽しみになっていた

だって あの人も私を見つけてとてもうれしそうな笑顔で やあ 今日は乘っていないのかと心配しましたよなんて言ってくれるようになったんだもの

やがて明子はあることに気がつくのだ

それは ひっそりと心に入り込み ある日突然姿形を伴って 

そしてはっきりと きっぱりと そこに住み着いたのだ

そうしたら もうその人のことしか思わなくなる

毎日 ドキドキして 

でも どうにもならないことは はっきりとわかっている

だって あの人は他人のもの 家庭があるのだ

私のものには永遠にならない

告白なんて夢のまた夢 そっと物陰から見ているような気分なのだ

彼はもう若くはない 私の割り込む隙など皆無だと言って良い


通勤電車で顔を合わして 面白い話をするけれど。。。。。それは。。。。


私は本当の気持ちをとても上手に隠しているから

きっと気がついていない

気がついて欲しいと思う事も もちろんある

だけど その反対に 私の気持ちがもしあの人に知れたら もう絶対に顔を合わせられないと思うことも事実だ

明子は 冷めたコーヒーを飲み干して自分の苦々しい気持ちをごまかす

幾夜泣いたことだろうか 辛いとかいうのではなく なぜか透明な涙が湧き出てくるのだ

そして普段は聞かない むしろ嫌いな恋の歌なんか聞きたくなる

やばいぞ 明子は思う これは本当にもうやばいぞ

早くなんとかしないと私はやばいことになる

この頃は やばい自分を妄想する始末

なんとかこの思いを始末しないと 

まるで熱いトタン屋根の上の猫のように追い詰められて 背中を逆立てているような気分だ

トタン屋根は爪が立たない このままズルズルと落ちていくのか それは絶対嫌だ

どうすればよい?

電車に乗らないでおこうか もっと遅く行こうか

それは。。。。。。いやだ

どっちつかず 宙ぶらりんの気持ちのまま 明子は電車に乗り続けた そして彼と馬鹿話をした

あれから2年 二人は数え切れないくらい同じ電車に乗った

数え切れないくらい話をした

そしていつの間にか 帰りの時間を合わせ 時々途中の駅で降りてお茶をするようになった

もちろん明子は 自分の中の大事な気持ちは微塵も出さなかった(はずだと自負している)

明子は会社の仕事の悩みなど少しづつ話すようになり (まあ それはたわいない話なのだが)
彼は ちょっと眉をしかめながら でも目尻に優しいシワをたたえて話を聞いてくれた

たまに ごくたまには彼が家の話をした

明子は悪いとは思いながら 彼の家庭の話は身を入れて聞かなかった

なんでも知りたいと思う反面 彼の家庭のことなど聞きたくなかった

そんなある日 彼がポツリと言ったのだ

もっと早く会いたかった もっと若いときにあなたに出会いたかったと

明日の天気の話でもするようにサラリと何の気負いもなく繰り出されたその言葉 言わんとするところ

胸の奥がコトリとなった そうして激しい動悸がした

顔を上げたその前に 笑っていない彼がいた (知っていたのね 私の気持ちを) 

しかし 明子は笑ったのだ 大きな声で 少し演技も混ぜて笑ったのだ

笑わなければいけないような気がしたのだ 笑わなかったら どうなる?

今度は誰にも押されずに彼の胸に包み込まれるようになるのかもしれない

それはとても魅力的なことのように思えたが  実際 白状するなら明子はそれを望んでいたのだ
悪魔的な誘惑だ

でも・・・・・・・・

明子の笑い声に傷ついたような ホッとしたような彼の顔

つられて笑い出した 二人であはは あははと笑った

どうもいけないね 照れくさそうな彼は じゃあと言って帰って行った

明子は彼を見送りながら 自分の中で一つ扉を閉めたような気がした

それは寂しいことだけれど その反面 緊張が解けていくような安心感に包み込まれるのを感じていた

明子は少々強引ではあったが なんとか 自分の気持ちを安全地帯に着地させたのだ

もうやばくない 明子はホッとしていた

そして 明日からは電車の時間を時々は変えようと思っていた

時々時間を変える事を彼にも言おう

彼もきっとそれがいいと思うはずだ

明子の心の中で彼は優しい憧れになったのだ

もう悩まなくてもいい 

そう思うと 急にケーキが食べたくなった

友人に電話をして お茶をしようと誘った

何よ 久しぶりね いい人でもできたの?友人は揶揄った

それが全然よ〜〜〜〜 

明子は弾けるような笑顔で答えていた

雑踏の中を友人と二人で歩きながら 明子は本当に嬉しくて楽しかった 


あれから3年  

明子は明日お嫁に行く

相手の人は寡黙な人だったが 笑顔が良かったのだ 

そしてグリーンノートとムスクの香りがしていた

それだけで結婚を決めた明子だが きっと幸せになれると確信していた

あれから 4〜5回あった電車の彼は そのうち 電車に乗らなくなった

きっと定年退職したのだろう 最後に電車で会った時 そんな話をしていたもの

明子の心の中で 電車の彼は初恋の人のようになった

その人を思うだけで 心が温かくなるような気がする・・・・・・・

明子はもう会えないその人に そっと結婚することを心の中で告げた

私幸せになります あなたもどうぞお元気で ありがとう そしてさようなら

でも でもね 私はあなたをずっと覚えています あなたへの気持ちをずっと覚えています

それが 私にとっての片思いと初恋です

明子は 久しぶりに透明な涙を流した


久しぶりに妄想しました^^ 全開です

少し文章を訂正しました 9/14
だいたい アップすると直したくなるのです ご無礼つかまつった^^

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# by hanarenge | 2017-09-13 22:43 | 作文 | Comments(4)
2017年 09月 13日

知ってますか 思案橋ブルース

古い歌を探していて 行き合った歌

昭和43年ですって!!その時はこんな歌知らなかったなあ!!

さて時代は下り

以前勤めていたギネのDr.が すごく歌が上手だったのね

シナトラからジャズ ビートルズもロックもとにかく何でも器用にこなす先生だった

opeでウッカリ間違った器械を出しても 違うで〜とかそっちが欲しいんやとか
穏やかに言ってくれるDr.だった

前立ちとか器械出しになっても気が楽だったなあ

よくスタッフを食事会とか飲み会とか 誘ってくれました

そのDr.が忘年会で歌っていたのは 確か [思案橋ブルース]

耳に残っていたんやわ

YouTubeは何でもカバーしてるのね〜〜〜

懐かしさからアップ

これ一曲だけだったみたいだけど

よく聞けば とてもいい歌ね

強制的に今回は 思案橋ブルースで盛り上がるべしよ よろしくね〜〜〜






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# by hanarenge | 2017-09-13 04:30 | ネット関係 | Comments(6)
2017年 09月 10日

初秋のスカイパーク


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Aモードで
私の望遠は75から300(35ミリ換算で150から600 ?)
近すぎる

頭を狙って 

コックピットに人が見える
だけど ピンは頭に来ずに エンジンあたり?
うう 難しい

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着陸寸前
やっぱり怪鳥に見える
クリックすると画像が拡大します
左翼(右側)はギリギリ写っています

下に写った人と木をカット
まだ木が余計です

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着陸の時 undercarriageで巨体をささえます
当然摩擦が起きます
煙がパーンと上がります
ちょっとだけ撮れました
尾翼は画角に収まっています
左翼が切れてる。。。。

iPadで見ると全部切れて見えるのね〜〜〜

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Sモード 1/40で流し撮り 久しぶりにしました 難しい!
止まっている飛行機と飛んでくる飛行機が面白かった
でも ピン甘です><

それでも流し撮りはやっぱりドキドキして ワクワクする


滑走路が見える 光と風 開放感がすごい 

離着陸の飛行機が 行き交う

そんなスカイパークで 飛行機の流し撮り

講義を聞いたはずなのに 撮り出したら さっぱり

先生を呼びつけて!!聞くこといっぱい (m(._.)mすみません)

丁寧なご指導に感謝 感謝^^



ブログの友達 たくさんの参加で   

FBを退会した私には 懐かしい方々との邂逅もあって 楽しかった

あっという間に時間が経った

また参加したいのです

9月中にレンズ ゲットします 

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# by hanarenge | 2017-09-10 20:09 | ネット関係 | Comments(2)
2017年 09月 10日

雑感 1

世の中には情報が飛び交っている

これは何も現在だけのことではない

ずっと昔から情報は溢れ 飛び交い 至る所に落ちていたのだ

だが その情報を 現代のように手に入れたり 活用できるわけではなかった

あるコミュニティのみ あるグループのみ などに限定され活用されていたのだ

伝わることはもちろんあるが それは今ほどのスピードではなかった

テレビという手段が出てからは早くなったけれど それも話題になったものだけだ

そして受け手が見ていなかったら 知ることは不可能だ

今はインターネットだ どこのどんな情報でもWebに載りさえすれば そしてそれに興味をもって知ろうと思えば 知ることは可能だ

有益になったと思う

ついつい検索サイトで興味のあることを検索してしまう 

文字の断片でもいいのだ 検索サイトはあっという間に候補をあげてくれる

これを始めると時間があっと言う間に経つ

代替医療



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長々と前置きを並べたけれど言いたかったのはこれの事

健康は世間一般大衆の一大関心事 王侯貴族でも 市民でも 健康を願わない者はいない

一律に寿命が決まっていたら? ある年齢に達すれば ○○になって死ぬと決まっていたら?

いやそれでも代替医療は必ず出てくるだろう 現在のような形ではなくても


この世でたった一つだけ確実なものがある


それは 生まれた者は必ず死ぬということだ

しかし誰しも健康に生きたい 

そんな願いに寄り添うように 代替医療があちこちで見られる

曰く これで癌が治った 曰くこれで難病が良くなった 曰くこれでアルツハイマーが軽くなった

ダイエットはこれがいい 肝臓にはこれがいい 腎臓にこれが効く 

勿論正しいと言うかまともな代替医療は昔からある 

今 私が言うのは インチキな代替医療のことだ

一大産業にのし上がってきた この産業 

こんなことでいいのだろうかと常々思っていた

私が好きだった 千葉敦子さん 彼女はもう亡くなったが 癌になってニューヨークに転居して治療しながら いろいろな情報を発信し本を出版したフリーランスの記者だ

その彼女が自分の癌について 治療や日頃の経過などをまとめて出版した時

日本から どっさり 代替医療の本や様々なサプリメントが届いたという

彼女は 心配してくださるお気持ちは嬉しいが 私は最先端の治療を受けている このような物は不要だと

彼女ほどの強い気持ちを持てればいいけれど 人は何かにすがりたくなるものだ

辛い治療 先の見えない葛藤 生きたいと願う気持ち 誰しも一緒だ

まして 若ければ尚更だ まさに藁にもすがる思いだろうと思う

そこで代替医療だ 

私はこれで治りました 本人がインタビューを受けている写真まで載っている

しかしこれが本人かどうかこちらには知る由はない 

よくよく読むと 小さな字で個人の感想ですと書いてある

効くとも効かないともあいまいに小さな字で書いてある

法律上で決まっていることはなるべく小さく書くのだろう

選ぶのもご自分で 使うのもご自分でというわけだ 自己責任でどうぞと

治る 効く 痩せる とにかく目立つのは大きな字で書いていることばかり

ありとあらゆる病気や痛みが楽になるという宣伝文句

これは詐欺以外の何物でもないと思う しかしうまくすり抜けているのだ

私の書き方が一方的に過ぎることは承知している

今 まさに 代替医療を続けておられる方も 考えておられる方も ご家族もおいでだろう

その方々や いいと思っている方々を批判するつもりは全くありません

これは私個人の考えです

私には95歳を迎える母がいます

その母を見ていて感じるところもあります

この前 本が届きました

これを読むきっかけになったのは

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これです 「母さん、ごめん」


作者の父親が癌でした

父親は 病状が深刻になった時 治療を拒否 自分のやりたい事と言うかやり残した始末を
つけて 来るべき日を見据えて 友人達に別れも告げ 自分なりに終活をされた様です
本人は淡々としていたというが 家族はたまったものではなかったと
その気持ちから良いと言われる代替医療を父親に勧め 様々なサプリメントも購入したのだとか
父親は家族への気遣いからか そうかと黙って飲んだとの事

しかし一切効かなかった

作者の母親が認知症を患っているのだが やはり友人知人から様々な代替医療の類を勧められたりいただいたりしたそうだ

その中でこの本を読むと目からウロコなので 是非にと勧めている

当たり前なのだが 代替医療は効かない

一種のプラシーボ効果は得られると思う

それは良いと思うが 如何せん費用対効果が高い

無駄遣いとまでは言わないが お見舞いなら現金がいいと書いている

私もそう思う 

私は 身内の入院を通して実感しました



代替医療は どうやって大きな産業になっていったか

そこにあるのは やはり金と欲

政治も巻き込み セレブとテレビを巻き込み大々的にキャンペーンを張り 米国食品薬品局=FADの規制をひっくり返す

私が一番腹のたつ思いをしたのは 子供を持つ親の弱みに付け込むようなサプリメントや代替医療の売り込み方だ

自分の子供に何かしら障害があったら

不治の病になったら

何としても治してやりたい一心で 既存の治療を受けながらも代替医療に目がいくだろう

西洋医療で回復の見込みはないと言われても 代替医療で治ると言われたら?

そんな親の気持ちに付け込むやり方が一番許せない

ハーブや鍼 多種多様なビタミン 背骨矯正?他には?もうありとあらゆるものが揃っている

鍼について言えば 経絡(ツボ)は もともとは中国の川の流れだそうな

それはまあ無理からぬことだと思う 千年?も前には人体の中など分かるはずもない

それに気(生命エネルギー)を組み合わせたものだと私は理解しているのだが

生命エネルギーって明確には何よと

何かよくわからない わかったようでわからない

鍼を打った時 痛みが消えた 楽になった と いうことはある 私も経験した

これは 脳内から痛みを和らげる物質(人間の脳って本当にすごい)が 抽出されて それで痛みが消えるのだそうだ

セロトニン アミノ酪酸 エンドルフィン等々

これは経絡には一切関係がなく 皮膚の下どこでもいいから鍼を打って(さした)も 効果は一緒だと

こういうことを書くと 東洋医学の方(鍼灸)からお叱りを受けそうであるが

読んでいて目からウロコの感覚だった (私も鍼は納得していたから)

代替医療で 気分が良くなり 痛みが軽減し その結果 病状に対して気持ちの余裕が出るのはとてもいいことだと思う

しかし これさへ飲めばとか これさえ守っていればとか こうあるべきとか やらなければならないとか思い込むのはとても危険だと思う

例えば Aと言う疾病には Bの薬が効く 或いはこの術方がいいとか 治療の方法だ

それは動物実験から人に対しての治験を経て 効果の程を科学的に実証して初めて世に出る

他の医師あるいは医療施設での治験でも当然同じ結果が出る

代替治療にはそれがない

体験談はある だが科学的に客観的に実証できたかというと疑問だ

そういうことは行わないのだ

科学的に実証できないということは これを進める或いは実践している「医療施設」や「医師」が一番知っていると思う

知っていて(も)売り込むのだ 

受けての私たちも しっかり調べないといけないと思うのだ

『代替医療は存在しない』 『効く治療法と効かない治療法があるだけだ』 

本書の最後にはこう書かれてある


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# by hanarenge | 2017-09-10 00:36 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 09月 08日

「昨日と違う今日を生きる」 千葉敦子

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千葉 敦子は格好いいのだ 洒落てるのだ

雑感(まだ非公開)で千葉敦子氏に触れたら彼女のことを書きたくなった

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1940年 この才媛は上海で生まれた お元気なら77歳か。。。。

46歳で亡くなられたんですよね 惜しいなあ

彼女がこのネット時代に何を発信するか とてもとても見たかった 本当に見たかった

東京で大きくなり 学習院大学を卒業すると 1964年に東京新聞に入社 経済部記者となる

その3年後 ニーマン基金を経てハーバード大学院に留学 帰国後は退社 PR会社勤務 調査会社取締役を経て 1975年頃からフリーランスジャーナリストとして 活動 以上wikiより


乳癌の手術と再建術を都立駒込病院で受けたが 2年後に再発 放射線治療を受けたのちニューヨークに猫一匹と移り住んだのだ

彼女のことは 1990年前半に上記の書物を読んで知った もちろんもうその時には彼女は亡くなった後だったが

書店で彼女のMamma再建術の本を手にとったのだが あっという間にその文章に引き込まれていた

それから彼女の本を揃えたのだ

ニューヨークに愛猫と共に移り住む話もとても面白かった と言うか 凛とした彼女の生き様を垣間見たようで 自分も勇気が湧いてきたものだ

当直の夜など 病棟で何もない時は本当に読みふけった(お怠けと違いますよ)

そして彼女の本は 私に目を開かせてくれたというか 視点をちょっと変えようと思わせてくれたのだ

上記の本のタイトルでもあるように 「死」という言葉が多い

前向きな意味では捉えられていない言葉だけど

それをブログに載せると嫌がられることの方が多いけど

現在は 死から目をそらすというか それはそれとして置いといて他のことをという感じかしら

知らないふりしたって無駄なのに

この世の中でたった一つ 確実なことがある  人は必ず死ぬということだ

(脳細胞も肺の細胞も 生まれた途端に 老化が始まるのだって 徹底してるね)

おぎゃあと生まれた瞬間から 死に向かっていくのだ

だから 生きるのだ

千葉敦子は確かにきついところがある 

ニューヨークはとてもよくて日本はダメというような書き方も目につく

それでもいいと思う 

それは千葉さんの考えだから

千葉さんと私は違うから

そうしてなお 私は千葉敦子の言わんとすることに深く共感するのだ

よく死ぬことはよく生きること 

(人間明日の事さへ解らないんだよ ほんまのとこは 知ってるふりしてるだけなんや)

何も毎日張り切って頑張ろうとは思わない

そんなん しんどいやん

私は生来の怠け者でものぐさである

気が向かなければおそらく何もしない

そんな私でも 千葉さんの本を読んでいると 丁寧に生きようと思ったのだ

毎日を丁寧に しなやかに 生きたいと 詰所の片隅で彼女の本を読みながら思った

今 振り返って では どう生きてきたかと自分に問うと

ものすごく頑張った部分と もういいやと冷めた部分が混ざっている

頑張ったのはそうせざるをえなかったというか 自分が選んだ生き方だからと言うしかない

選んだ以上 仕方がない。。。。    

生きてみなければ解らない

かと言ってものすごく前向きに キラキラしながら生きるというのは 私はちょっとしんどいな
キラキラっていう意味わかる? 抽象的だけど わかる人にはわかるかな 
ま それでいいです

人は死ぬときに死ぬんだ

最近はうかうか死ねなくなったと言うか 無理やりにでも生かされてしまうというか 

これが実にしんどくて悲惨だと私は思うのだ

長生きしたくないほうなのね かと言って 今すぐ死にたいわけじゃない

こういうと ぶってると言うか 生意気というか 切羽詰まってないからやと言うか 口ばっかりとか 何をえらそーにとか

いろいろ言われるだろうな



そんでもね あんまり長生きしたくないほうなのね

ぼちぼち今から終を見据えて いろいろしておきたいと思っている し始めようかと

今 ビョーキとかではないのね  でも心構えはしておきたいのね

整理整頓 手始めにクローゼットと押入れのいらない服とか物 これの処分ね

次は書類関係 

ネット関係はこれってどうなのよ

息子に言って お別れ文を載せてもらうとか?

あるいは古いお付き合いの信頼できるネットの友人に頼むとか?

でもそれも迷惑かな

削除せんかったら ネットがある限り 残り続けるじゃん

それってね〜〜〜〜

やっぱり 全削除かな そうなる前に   

プロバイダーの問題 これ解約しなかったら 延々料金が発生するでしょう?

で 本人にしか開示できませんって

本人死んでるやん

どないすんのよ

一回聞いてみようっと  興味津々や

どない言おうか

死んだらどーなる?でいいか 笑


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# by hanarenge | 2017-09-08 23:50 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
2017年 09月 07日

ドラゴンフルーツと恐竜

最近 ドラゴンフルーツを食べることが多い

私の家の横には竹藪がある いや正確にはあったのだ

去年の暮れ?今年に入ってから?

もう覚えていないのだけど この60度くらいの傾斜の竹藪が ビ〜〜〜〜ン ビ〜〜〜〜〜ン
キュルキュル ビ〜〜〜〜〜ンと音を立て始めた

(息子に言わすと60度もないと言うが 私にはそう感じられる) 上からボールを落とすと ものすごい勢いで転がって下まで行ったら跳ね返ってきそうに思えるもの

竹藪は見ている間に刈り取られたというか切り取られたというか

丸裸になった元竹藪の後地は2月の冷たい空の下で 震えているようだった

そこを うんとこしょと登っていく機械 60度もあるからしんどそうに見える
唸りながら(エンジン音を響かせて)とうとうてっぺんまで登ってしまった

私はそれをずっと見ていたのだ 機械がひっくり返ったらどうするのかと思いながら

機械はそれから日がな一日 そこにしがみついて やたらと土を掘り返し 踏みつけ 叩いていた
竹の根っこが固まって 抵抗していたけど 何かの恨みでもあるように引き剥がされてしまった

ドスン ボコン ガタン 腹に響く音にも慣れた頃

大きなトラックがガンガン言わせながらやってきて 重たい鉄柱を何本も下ろしていった

それを持ち上げるだけでも大仕事だ
もっと右とか待てとか 怒鳴り声も聞こえる

チョコレート色の鉄の柱は残らず上に上げられた

鉄の柱は もう2度と日の目を見ることはない

ガンガンねじ込まれて 地中に潜ってしまった

それでもまだ足りなくて トラックがやってきては下ろしていった

竹藪は鉄柱の藪のようになった

寒々した空の下に不機嫌そうに突っ立っている鉄柱 それをガンガン叩く機械も人も皆不機嫌のオーラを出しているようだった

その音がまた耳に響く 

やっと音にも慣れた頃 突然止んだ

ものすごく静かな鉄の林

一瞬 私は工事は中断 そして林はこのままに
ここにいつか緑の草が生えて 鉄柱に蔦が巻きついて 花が咲いて 不思議な光景が見られるのではと期待してしまった

期待は裏切られるものだ

大きなミキサー車がやってきた
灰色に汚れた太いチューブが地面をのたうちまわって 生コンを吐き出していった
何回も何回も繰り返されて 少しずつ鉄柱の周りがコンクリートで固められていく
気がつくと 60度の傾斜の上に真っ平らなコンクリートの地面ができていた

しばらく放って置かれたけれど この前からオレンジ色の恐竜の親子のような機械が2台やってきて コンクリートの地面を掘り返している 
いや 新しい土を持ってきて埋めているのかもしれない

夕焼けになるとオレンジ色の機械はピカピカ光る
そして長い首を伸ばして 地面を嗅ぎまわるような格好で土をほじくり返す
小さい方の恐竜は その後からチョコマカ動いてやっぱり土を混ぜ返している

ここに新しい家が建つのだろう

竹藪のすぐ上にあった家は ベランダの横まで恐竜の首が伸びてきているからもし当てられたら壊れてしまうだろうと余計な心配もしている
だけど下から見たら すぐ横でもきっとかなり空いているのだろうと思う

今日も恐竜が忙しく動いていた

私は ドラゴンフルーツを食べながら すっかり耳に馴染んだ音を聞いていたのだ

ドラゴンフルーツは美味しい 何の関係もないけれど

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# by hanarenge | 2017-09-07 19:10 | 心模様 | Comments(0)
2017年 09月 06日

ある朝に

彼の家はどこなのだろう

彼は何をしているのだろう

とにかく ここに彼はいる

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早朝の駅はまだ静か

ゆっくり新聞を広げて 指で記事を追っている

彼は多分家を持たない人なのであろうと私は想像する

ここで朝のひと時を過ごしているのだろう

ちらっとこちらを見ただけで何も言わなかった彼

黙って自分の世界に戻っていった

彼の時間を邪魔した私

途端に自分がつまらなく思えた

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# by hanarenge | 2017-09-06 12:04 | 心模様 | Comments(2)
2017年 08月 29日

大阪 3

安藤忠雄氏の言葉を思い出す

日本人は控えめで周囲の調和を大事にすると言うけれど 家に関してはそうではないと

街並み 景観 何のその 自分が建てたい家を押し通すと

つくづく思う 街並みはお世辞にも美しいとは言えない 




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伏見町

芝川ビル 正面から撮ればよかったけど 工事中だし もう疲れてどうでもいいやと

(遠近法で補正したら笑ってしまうほどおかしくなったからそれはボツ)

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大阪ガスビル 8階レストランに期待

値段はちょい⇧やね

暗い 空も暗い 雨が来そう

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ついついズームをやりたくなっちゃう 悪い癖や

ちなみに久しぶりの流し撮りはみ〜〜〜〜〜んな失敗>< 泣きたいよ

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交差点 本町3丁目かな

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蒸すね

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北御堂まで来ました 24日と25日が確か盆踊り 準備できてますね

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# by hanarenge | 2017-08-29 05:00 | 散策中 | Comments(2)