心の万華鏡  

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カテゴリ:作文( 5 )


2017年 05月 11日

悲しきフランケンシュタイン

稲妻と嵐 叩きつけるような雨 

暗い研究室 そこには多種多様な機械が並べられて そして大きな水槽のような箱が

いや、それは棺桶なのだ

人が3人以上は入るだろうと言うような棺桶

この嵐の深夜に ここから這い出ようとしている物がいる

なんだろう 暗くて見えない 

じっと目を凝らして見ると その物は、、、、、、

いや 者だ 人だ しかし・・・・・・・

そいつはとても背が高い そしてその顔は ああ!その顔は

醜い縫い目が顔じゅうを覆っている

そいつは身体中を、縫い合わされているではないか

なんという醜さ なんという恐ろしさ

しかも、その傍らに立つ一人の男が、とてつもなく冷徹な目をしてそいつを眺めている

嵐の夜に呪われたかのように生まれた 一人といっていいのかどうか 怪物だ 

この怪物の生みの親は フランケンシュタイン博士

こうして怪物の人生(と、よべるかのどうか)は、始まったのだ

怪物にとっては、親にも等しいのがフランケンシュタイン博士だ

しかし博士は彼を呪われた者として扱った

純粋に興味本位で作り出したのだ

私も初めは怪物が恐ろしかった 不気味で見るのも嫌だと思った

しかし ・ ・ ・ ・ ・

なぜ 彼を造った?

何故? 何故? 憎むためか? 追放するためか?

愛もなく 何故造った?怪物は問うのだ

答えられるか?お前にわかるか?この俺の悲しみと、むなしさを。

青文字はWikiからの抜粋です

醜怪な身体の中に幼い子供が閉じ込められているような、そんなアンバランスな存在をデ・ニーロが作り上げていき、新しいフランケンシュタインのクリーチャーとなった

そうなのです 見ていると、この怪物が小さな子供のようにも見えるのです

その無邪気さと醜悪さ そして愛されない悲しみ 愛したい気持ちの空回り デ・ニーロは上手く演じました。

ケネス・ブラナーもヘレナ・ボナム・カーターも、すっ飛ばして、デ・ニーロに引き込まれました。







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by hanarenge | 2017-05-11 00:25 | 作文 | Comments(0)
2017年 04月 25日

私の桜物語

桜も気がつくと終わりましたね

みなさんの今年の桜はいかがでした?

心に残る桜と巡り会えましたか


花の季節は心がざわざわとしてくる

坂口安吾が 「桜の森の満開の下」の傑作を書いたのは有名です

彼の心にも満開の桜が妖しく揺れていたのでしょうか

作家というものは、見かけがどうであれ心の中に狂気を抱いているものだと私は思っています

いや 私のことではありませんよ 笑 作家じゃないしって言わんでもわかってるよね 爆笑




ショート ショート 「桜と女」を書いていますが どうにも筆が進みません

妙な方向に筆が滑っていきます

こういう時は無理に書くと必ず失敗します(と、言い訳 笑

書けないかもしれません



代わりにと言っちゃあ何ですが。。。。。。

私の故郷の桜と 心に深く残る桜のことを 書こうと思います

私の心に咲く桜は山桜

ソメイヨシノではダメ あれは退屈な桜だ


私の故郷は深い山の中 

と言っても 子供時代は美しく手入れされた棚田と畑 雑木林と山林が広がる里山だった

私はレンゲが咲く田んぼで遊んでいる

暖かい光は野にも山にも満ちて、向かいの山の影が濃い

風もないのに白い山桜が私に降ってくる

ちょっとした広場が上にあり そこに樹齢何百年かの山桜の古木があるのだ

ひらひら はらはら 桜が舞い落ちる 私はレンゲを摘むのに忙しい

いつの間にやら風が出て 花びらはますます落ちてくる

私の頭の上にも、田んぼの緑の草の上にも白い花びらが舞い落ちる

目をあげると 陰影の濃い向かいの山が見える そこにも山桜の古木がある

谷風に花びらが舞うのが見えるのだ

谷風が山肌を縫うように上がっていく その風が桜に到達すると しばらく時間をおいて花びらが舞うのだ

私の頭の上の桜と山の桜は まるで呼応するように花びらを散らしている

私はレンゲ摘みをやめて それをじっと見ている 多分小学校に上がるか上がらないかの私の桜の記憶です」


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もう一つ 忘れられない私の桜

静かな静かな風のない夜

満月だった

道が煌々と光っているように見えた

山道を走っていた私は 思わず車を止めて降りてみたのだ

満月の夜は銀色の夜だった

柔らかい月の光は 山も道も草もなにもかもを銀色のベールで覆っているかのようだった

そして、暗いはずの山の端は薄い青色に煙って見えるのだ

夜はこんなにも華やかだったのだ 

銀色の光が溢れる中で 一本の桜が花びらを散らしていた

風もないのに、我と我が身を震わせるかのように その桜は花びらを散らしていた

桜の花びらは月の光を受けて真白く輝くのだ

あるかないかの風に乗るように桜の花びらは しばらく木の周りをひらひらと舞っている

そして静かに落ちていくのだ 

私の目にはその落ちていく一枚一枚の花びらが 行く春を惜しんでいるかのように見えた

一生に一度見るか見ないかというような光景でした

満月の夜 花びらが舞う 

月明かりの下で静かに春を舞う

私はどれくらいそこに立っていたのでしょうか

どんなカメラにも捉えきれない美しさと広がりがそこにありました

私の忘れられない桜です

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by hanarenge | 2017-04-25 00:14 | 作文 | Comments(0)
2017年 03月 19日

あなた

眠れぬままに

心に浮かぶのはあなたの事

あなたと出会い あなたと歩いた日がよぎっていく

とても好きだった 心の底から好きだった


何処が?とあなたは聞いたけど 答えを探すふりをして 黙ってあなたを見つめた


あなたの全てが好きだなんて照れくさくて言えなかった


あの日 あなたは突然出て行ったね

深く考えもせず 雪の降る街を見ていたんだ

だんだん時間が経って いくら何でもこれはおかしいのではと突然 やっと気がついた

あなたがやりかけたことがいっぱいあって あなたがこんなに色々なことをしていたんだなあって 胸を突かれるような気持ちでいたよ


あなたの好きなサボテンが ポツンと窓辺に置かれていたね

可愛がっていたサボテン

あの日 冷たく暗い部屋で膝小僧を抱きしめながら あなたは去ってしまったのだと

泣きたい心で思ったよ

この心が晴れる日は来ないと思ったよ

お元気ですか?

あれから後で 結婚したんだ

僕の奥さんはあなたには似ていないけど あなたのように洗濯が好きだよ

もう随分と昔のことだね

あなたと街でばったりあったらわかるかしら?

相変わらず 少し笑いを含んだ目で僕を見てくれるかい?

何の屈託も無く 笑ってくれるかい?

きっとあなたのそばには 素敵なご主人がいるのだろうな

あなたを忘れない僕を この頃少し嬉しいんだ

今更 どうという事もないけれど あなたを好きだった頃が一番生き生きしていたのかもしれないね

僕の奥さんが 僕を呼んでいる

もう行かなきゃね 可愛い人なんだよ 幾つになってもね

あなたが好きだったサボテン 僕が世話をして花を咲かせたよ

驚いたでしょう?花が咲くなんて

僕はあの頃サボテンが咲くとあなたが帰ってきてくれると思って 一生懸命世話をしたんだよ

僕の願いは聞き届けられなかったけど あなたの代わりに僕の奥さんが来てくれたんだよ

よかったよね?

あなたも きっと喜んでくれるよね?

あなたが うんと幸せでうんと綺麗で うんと笑っていることを願っています





もうお分かりですね これはチューリップのサボテンの花の妄想です 笑笑

題名をストレートにサボテンの花としなかったのは あなた様をちょっとドキッとさせたかったから
ちょっとホホーッと思わせたかったから
あなた様は 私の作文を読んでくださる ネットの海の見知らぬたくさんのあなた

もしちょっと戸惑って 読んでくださったのなら 私の小さな成功です

有難うございました

iPadからだと サボテンの花 の貼り付けが上手くいきません

時間ができたら パソコンから試みて見ます

良い歌ですよね この前iTunesで買いましたよ

そればかり聞いています だから妄想もふくらんだのでしょうね

お付き合いいただいて有難うございました







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by hanarenge | 2017-03-19 01:20 | 作文 | Comments(0)
2017年 03月 08日

黄昏のビギン 第2バージョン

今日は風が冷たかった 

その中を梅田まで

30年来の友人と映画を観るために

私は切なくならないといけない訳があるのだwwwwwww

切なく悲しくならないと いけない

友人に話すと大笑いしていた

その訳は 黄昏のビギンを書くためだ

そんな要らん前置きは横に置いといてさっさと幕あけろやって声も聞こえそうだが

PCやスマホの前のそこなあなた方!!仰せに従いますわよ 期待はせんといてほしい!!

「マリアンヌ」

ブラピが青年の面影を蘇らせていた
マリオン・コティヤールは美しかった 
モロッコの砂漠の夜明けは薄いピンク色に染まっていた


黄昏のビギン 第二バージョン
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by hanarenge | 2017-03-08 20:34 | 作文 | Comments(0)
2017年 03月 03日

黄昏のビギン

私は 日本の歌謡曲はほとんど聞かない 

ほとんど聞かないという割には、洋楽だってそんなに知らない

でも、この曲だけは好きだ(いや厳密に言えばもっとあるんですよ 真夏の果実とか^^)

ちあきなおみがこの名曲を歌っていた 囁くような歌い出し(だったかと)

素敵だなあと思って iTunesで探したが、ない

瞬くして 原曲の水原弘の黄昏のビギンを聞いた

ちあきなおみよりやっぱりいい 彼女のは甘すぎる

🎶雨に濡れてた 黄昏の街 あなたと会った初めての夜 

彼の少し甘い声が軽いリズムに乗って流れ出す

洒落てるなあ 歌詞も曲も

こんな曲、今あるかしらね

大人の鑑賞(とは言わない?)に耐える曲の一つだと思うのだけど 如何かしら

ずっとElvisとか、ブルース・スプリングスティーンとかニール・ダイアモンドとかライチャーズ・ブラザーズとか

他にもいっぱい^^洋楽を聞いてたんだけど

明日から これ当分聞きそうです 
水原弘は42歳で亡くなったのねえ Elvisも42歳だった

水原弘と聞いても、知らない人が多いのだろうなあ  彼は上手いと思う。

こう言うと 古い!とか渋い!とかいう人がいる

大きなお世話だ


私的妄想
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by hanarenge | 2017-03-03 20:31 | 作文 | Comments(2)