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心の万華鏡  

久しぶりにテレビの事など

嫌われ松子の一生は映画にもなり、一躍有名になりました。

嫌われ松子の一生テレビ版が、この前から始まって、まあ、早速見始めたと言うわけです。

原作は図書館を検索すると、ものすごい予約状況で久しぶりに本屋で、購入しました。
あっという間に読めますね、ものすごく、深い本でもないし。。。と言うか、深い話しですが、さらっと書いてあります。
大人になって、人生の出発点で、何の因果か、躓いてしまった松子のものすごい転落の話です
落ちる、落ちる、果てなく、螺旋階段を駆け下りていくように、松子は、人生が社会がバームクーヘンのように、階層になっているとすれば、ドンドンもぐっていきます。社会には厳然と格差は存在します。
松子の生きる世界は、吹き溜まりのようです。浮かび上がるチャンスは有るし、松子の几帳面な性格は松子が何の仕事に従事していても、プロとして一流の境地に達します。
しかし、何故か、這い上がれそうになると、まるで、灯りに吸い寄せられる蛾の様に、転落の道へを辿ってしまうのです。
松子のこの性格が転落への扉をノックしたと言ってもいいほどです。
私は、松子の話を読んで、ゾラの「居酒屋」のヒロイン、ジェルベーズを思い浮かべました。

人生の嵐が来た時、なすすべもなく、より困難な道に踏み迷ってしまう彼女らは、しかし、とても純粋で可愛い所の有る女達です。

ゾラのジェルベーズと違う所は、松子は、嫌われて一生を送ったけれど(それは、自分の人生の幸運の神様から・・・有るとすればの話しですけど・・・)松子の甥が松子の人生を丹念に拾い出し、愛情を持ちます、松子を愛した人も沢山います。

ジェルベーズは、作者で有るゾラからも、徹底的に見放され、彼女を心配する人は、たった一人。鋳物工の男です。ギリシャ神話の神のような立派なあごひげを蓄えた、堂々たる体躯の彼は、しかし、心優しい、純な魂の持ち主です。その心で精一杯彼女を愛します。ジェルベーズの心では、彼はちょうど、日なたのひなげしの様に無邪気で汚れのない場所なのです。
この、鋳物工とジェルベーズの、哀しい別れには胸に迫る物があります。

ヒロインの転落には似ているところも有るけれど、読み応えのあるのは、ゾラですね。
長編ですが、人物描写がとても面白く引き込まれてしまいます。

いけない!居酒屋のことではありませんね、これは、また、次の機会にしたいと思います


原作とテレビでは少し違う点もありますが、まあ、楽しめそうな予感でございます。

以下、私が今、見ている番組などを並べて見ました。
慶次郎縁側日記高橋英樹と寮の世話人の掛け合いが何とも面白いです。

朝の連続テレビドラマ「芋たこなんきん」、これは、濃いですよ、キャラクターが。
ヒロインは、新人ではなく、藤山直美です。改めて彼女は父である寛美の血を濃く受け継いでいると思いました。皆さんが自然な関西弁なので、見ていても、違和感がありません。

関西のドラマをもう一つ、古いですよ(笑)「あかんたれ」です。昼のドラマとしては最高の視聴率を誇ったと聞きますが・・・・・・・・・。テレビ大阪で放送中ですが何度目の再放送なのでしょうか
卯月さんのあかんたれあらすじはこちらに詳しく書いておられます。

原作はまだ読んでいないのですが、ドラマは出演者がそれぞれ個性的で、目下、はまっています。

脇役まで、しっかりと、役作りをしています。
分家の、憎たらしい物言いと番頭のとぼけ方、漫才のようです。

船場の商家を舞台に、明治、大正、昭和と、続きます。のれんが、幅を利かせ、船場独特のしきたりの中で、この、「秀松」の苦労は果てしなく、続きます。
虐められても虐められても、頭を下げ続ける秀松、其処まで何故尽くすのだろうと、たまらなくなりますが。

そして、秀松のいじけ方が天下一品!!これでは、秀松をよく思わない人は、虐めたくなるだろうと・・・・思っちゃいます!!
次は、いったい、どんな事件が・・・と、見るものは、いやがうえにも期待してしまいます。

話しが、これでもかと、くどいのですが、それがちっともイヤではありません。
テレビの前に座って、この引っ張り方にはまっているのです。

ここまで、はまるとは、自分でも思わなかったので、それが、愉快で、楽しみなこの頃でも、あります。

あかんたれ  退屈な時は、検索してみてくださいな(^^ゞ
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Commented by 卯月 at 2006-10-19 16:35 x
蓮華草さん、お知らせありがとうございました。「あかんたれ」今日も見ましたよ~ 原作を読んだだけでも「なんで耐えられるの?」って感じでしたが、ドラマ(初見)はもっとすごいのですね。結末を知ってるから見ることができますが、知らなければつらくて見てられないかも?(笑) 俳優さんそれぞれの個性がたまりません。あの人たちをみてると、今の俳優さんはみんなおんなじ顔にみえますね。「芋たこなんきん」も楽しくみています。大阪が舞台のお話はやっぱり面白いですよね~ 直美さんの演技にも魅せられています。田辺聖子さんの自叙伝というのも興味深く、司馬遼太郎さんも千葉竜太郎さんとして登場しているのが笑えます。 松子も見たいのですが裏のコトー先生を見てしまっています。スポーツが終わりに向かうと私にはドラマの季節(笑) リンクありがとうございました。
Commented by hanarenge at 2006-10-19 18:40
卯月さん♪わざわざお越し頂いて有難うございます。
卯月さんは、あかんたれのドラマは今日が初見ですか。すごい展開になっていますよ(^^ゞ
なんでや~~と、こっちで、突っ込み入れてますねん。
もう一つの、花登 匡の船場と言う小説に似ていますの。お絹は、やっぱり、「てかけ」ですねん。
でも、あかんたれでは、主人公は、孤立無援、船場では、色々な所から助けが入ります。
>今の俳優さんはみんなおんなじ顔  本当!!金太郎飴みたいに、つるんと綺麗でも、どこを見ても、代わり映えしませんね。
千葉竜太郎が司馬氏の劇中の名前でしたか。もしかしたらと思っていたのですが、面白いですねぇ。
卯月さんは今夜はコトー先生ですね、私も、最近はドラマにはまってしまいました(笑
Commented by yoas23 at 2006-10-20 08:35
「嫌われ松子・・・」は読んだことが無いのですが、あらすじを見たら壮絶ですね。
フィクションだからかな、そんなことが実際に有ったら、神も仏も無いもんだ・・・と思ってしまいます。
でも人の運命って何時何処でどうなるか分からないので、もしかしたら?と不安も過ぎってきますね。
読書の秋だからでは無いですが、少し重い本も読んでみたいです。
Commented by hanarenge at 2006-10-20 14:23
yoas23さん♪こんにちは。
有りそうで、無さそうで、でも、ありそうなお話でしょ?
誰でも、私でも、いつ、どんな事で、どうなるか、分かりません。
明日の事は、精密に言えば、誰にも分かりませんものね。でも、それだから、人生は、面白いし、深いのでしょうね。
陰影に彩られた、我が人生、振り返ると、恥ずかしき事も多かりきです。
これから、どんな出会いがあって、どんな別れがあるのでしょうか。。。なんて、チョッと哲学して見たくなるのも秋のせいかしら(^^ゞ
夜長の読書、いいですよね。紅茶を脇に、読みたいです。
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by hanarenge | 2006-10-18 21:57 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(4)

 心模様の一こまを・・   れんげそう