2006年 06月 11日

水無月の手紙

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お元気ですか あなた
雨の季節には あなたを思い出します
まるで雨の精のように ひっそりとたたずんでおいででしたね

小さな 水の玉があなたを優しくつつんでいました

霧のように 風のように あなたの 存在が 広がっていました

ひっそりと しかし 強く あなたはそこにいらっしゃいました

まわりはあまりにも静かで 少し恐いくらいのようでした

あなたの瞳は何を見ていたのでしょうか

あなたの命である 透明の水が 飽きもせずに落ちてくる あの遠い空の向こうを見ていたのでしょうか

水無月のころはあなたを思い出します


シトシトと細かい雨の降る頃は なぜか手紙を書きたくなります
机の上に広げた紙も、こころなしか、少し湿っているようで優しい気持ちになります
雨の日のお手紙、一枚如何ですか?
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by hanarenge | 2006-06-11 23:55 | 小さな童話 | Comments(8)
Commented by yoas23 at 2006-06-12 05:59
梅雨時って一年の中で特に静かな気持ちにさせてくれますね。
やはり雨のせいでしょうか?。
そんな時は遠くの友人に手紙をしたためるのもいいですね。
貰った方もきっと嬉しいのではないでしょうか。
メールは早くて便利ですが、手書きの手紙ほどの情緒は無いですからね。
Commented by brizu at 2006-06-12 10:11
姉さん、いい雰囲気ですねぇ。
しっとりと、心をこめて、すばらしいです。
僕のことを思い出してくれる人は
いるのかなぁ??   ^^
Commented by kotapi_1 at 2006-06-12 14:08
アジサイは雨の似合う花ですね。
雨に打たれれば打たれるほど、瑞々しく色鮮やかに
雨上がりに届く一通の手紙・・・いいですね・・・
アジサイの写真もとてもステキです。
Commented by namazu_5757 at 2006-06-12 16:28
いいですね〜こちらまでしっとりしてきました。
そういえばもう何年便せんに向かい合っていないんだろうと、
20年以上も前を振り返ってしまいます。
今はペンを持って字を書くことすら殆どなくなっています。伝票に数字を書くぐらいですね。(大きな声では言えませんが、字が恐ろしく汚い私には都合の良い時代かもです。よく生まれ変わるとしたらどんな人になりたい?と言いますが私は即答で字がきれいな人間になりたいです。)
Commented by hanarenge at 2006-06-12 22:45
yoas23さん♪嫌な雨・・・と思ってしまうとますますイヤになりますよね
雨の日の良さを数えてみたいです。
基本的に日本は雨が似合う国だと思いますけれど、最近のようなスコールのような大雨はイヤですね。
シトシトと絹糸のように降る雨が、水の国にはあいそうです。
遠くの友人に思いを伝えたいと思うときはやっぱり手紙ですね。
Commented by hanarenge at 2006-06-12 22:49
ブリズさん♪この時間はほとんどの人がWCの観戦で、忙しいでしょうね
私も、見ながらです。ただし、テレビは後ろ、振り向かなくてはいけません
良い雰囲気ですか?有難うございます。(^^ゞ
こんなお手紙、最近は書いていませんねぇ・・・・。
>僕のことを思い出してくれる人はいるのかなぁ??^^
あら、ブリズさん、たくさんいらっしゃるんではないでしょうか??(^^ゞ

Commented by hanarenge at 2006-06-12 22:54
タンポポさん♪雨を受けて紫陽花は重たげに首を垂れていますが、その風情もすごく綺麗で、日本の梅雨には、欠かせない花ですね。
黒く濡れた瓦屋根の下の、薄暗い路地の奥なんかにこの花が咲いていると、雨の中を歩いてよかったなぁと思います。
もっとも、最近は、木のお家が少なくなって、つまりません。
Commented by hanarenge at 2006-06-12 23:00
namazuさん♪一緒!いっしょ!私もパソコンで字が助かっている一人です。
チョッと上質の紙に、サラサラと墨の跡も鮮やかに水の流れるごとく書いてみたいです。
私の祖母は必ず巻紙に墨で、手紙を書いていました。
祖母にとっては、それが手紙だったようですが、私なんぞは逆立ちしたってむりです。
雨と墨の手紙、これが一番にあいそうですね。
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