心の万華鏡  

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2017年 08月 05日

ひまわり

ひまわりの咲く季節となった

明るい夏の日差しの下であっけらかんと咲いている

微塵も暗さを感じさせない花だけど

私はこの花を映画と重ねてしまう

あまりにも有名な映画だからだろうか

ヘンリー・マンシーニの名曲が耳をよぎるからだろうか

花を花として見られない私は ひねくれているのだろうか

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第二次大戦時 ソビエト戦線に送られた夫アントニオ 

ジョバンナは夫の戦死広報が信じられず 終戦後ソビエトに向かう

夫を探す彼女を 役人はある所に案内する

そこにあったのは ひまわりで埋め尽くされた村だ

広大な土地のその地平線まで その果てまで続くようなひまわり

ひまわりの海の中で ジョバンナは立ちつくす

花の下には ロシア イタリア ドイツの兵隊が無数に埋まっているのだ

ここは 墓なのだ

ひまわりは墓標だ

夏の太陽の下で揺れるひまわり

涙で滲むひまわり

アントニオはきっとこの国にいる

探し求めるジョバンナの気持ちが痛いほど伝わって来る

映画の始まりの頃からの陽気さは影を潜め どうにもならない結末が切なく迫ります



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by hanarenge | 2017-08-05 21:42 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(0)
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