心の万華鏡  

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2017年 04月 13日

小さな靴

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花に嵐が吹き荒れた朝 仕事に急ぐ私の目に飛び込んできたのは 小さな靴

ポツンと片方が置き忘れられたようにひっそりと

行き過ぎたけど気になって戻った私 時間も急くのにiPadで写真を撮った

なんですか?なんか聞こえましたよ またネタかってか?

外野はこの際ほっときましょう 笑

ちょうど初めてのあんよのような靴

息子たちのことがぱーっと目の前に浮かんだ

一足 一足 確かめるようにおろしていたっけ 

立ち止まって頼りないような困ったような顔をして 私を見上げた あなたたち

くっくだよ ほら!ここまでおいで 

でもなかなか歩かない じ〜〜〜〜っと靴を見つめている

まるで自分の足に何かが生えてきたように 

まるで自分の足がかわってしまったかのように

困ったような 半泣き顔で固まっていたっけなあ

その日は歩かなかった いや歩けなかったのかもしれない

若い母親だった私は 早く連れて歩きたいと思ったけれど Nちゃんは頑固(兄貴の方です)

全身で拒否された

H君(弟君)はどうだったけなあ

田舎にいたから 泥だらけの靴だったっけ

毎朝 今日は何が待っているんだろうというような 冒険にワクワクするような顔して起きてきたっけ

小さな息子たちが ママが一番とばかりに私に向かってきてくれた時とか 柔らかい匂いをさせながら眠ってしまった時とか

私の中にキラキラ キラキラ 宝物みたいに眠っている

小さな靴を見たら 小さな息子たちを思い出した

大きくなった息子たちは一人前になってとっくに親離れしているけれど

時々 私はこうして息子たちと遊んでみる

今朝 この靴が置かれていたところを通ったら もうなかった

きっと、お母さんが取りに戻ったのだろうと思った

良かったなあ

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by hanarenge | 2017-04-13 19:40 | 心模様 | Comments(0)
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