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心の万華鏡  

なんという人生だろうか (読みたい本などのことも)

『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』

栄えある大英帝国のMI-6
今はどうか知らないが、その昔。。。。と言っても、戦前から戦期、英国の情報機関は(主に対外はMI-6 MI-5は国内治安維持、これ以外にもあるだろうけど)
6課は上流階級出身 5課はブルーカラー出身が多かったそうな 妙にお互い対抗意識あったようで。
その6課にケンブリッジ・ファイヴで知られる、ソビエト連邦のスパイ五人組がいたことが、解っている。
ハロルド・エイドリアン・ラッセル「キム」フィルビーはその中でも傑出していると言っていいだろう。
キムがケンブリッジ大学に入学した当時、英国は大恐慌の影響で社会矛盾が露呈し、ヨーロッパに於いてはファシズムが台頭してきた時代だった。
若い彼らは(理想?を求めて)社会主義に傾倒した。
1922年に誕生したソビエト連邦にリクルートされたのだ。釣り上げられたのだ。

1917年にロシアで起こった革命で、ロマノフ王朝のニコライ2世とその家族は1918年7月17日、エカテリンブルクのイパチェフ館の地下でレーニンの命で銃殺された。
革命は一方の勢力がもう一方の勢力をねじ伏せるのだから、暴力を伴うし報復的なやり方もあるだろうが。。。。
王室一家はとても酷い扱いを受けたようだ。これはこれでまた機会を得たら書きたいと思う。


このキム・フィルビーの亡命事件から、時を経て書かれたのがジョン・ル・カレの傑作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」だ。この小説が 裏切りのサーカス という映画になった。
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そしてもう一冊 グレアム・グリーンの、ヒューマン・ファクター 私はこれをまだ読んでいない。とても読みたい本だ。
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ジョン・ル・カレもグレアム・グリーンも、元スパイである。
彼らはスパイ人生を全うして(したと思うよ)、堅気(言葉は悪いが)になって小説家となった。

さて、ベン・マッキンタイアーの「キム・フィルビー」である。彼は小説に登場する人物ではない。
実在した男だ。
彼はMI-6でどんどん出世して最高幹部にまでなった。そして対ソ諜報部門の責任者だった。
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それが実に30年間もソビエトに機密情報を流したのだ。
彼の情報漏洩で大勢の人間が嵌められたり殺されたりした。
彼の働きで西側の対ソ対策は、死屍累々だったろう!

彼は信頼され尊敬され、彼を無条件に信じてくれる「親友」もいた。

英国上流階級出身で同じケンブリッジ大学のMI6の同僚ニコラス・エリオット。

キムを師と仰いだ後のCIA対情報部門責任者ジェームス・ジーザス・アングルトン。

ニコラスはキムが疑われた時も、真っ先にキムを庇い彼を弁護してくれた。

やがて、キムの本性は白日の元に曝されることになる。

ニコラスは、アングルトンは、彼らの心中や如何に。

ニコラスは、自らベイルートに赴きキムを尋問する。
言い訳や言い逃れの果てに訴追免除を条件に、しぶしぶ罪を認めたのだが。。。。。。
後日詳しい供述をするはずになっていたのだが、さっさと亡命してしまった。
監視をつけていなかった英国、スキャンダルを恐れたと言うけれど。以上Wikipediaより

この辺が甘いなあ!如何にも大英帝国の鷹揚さと言うか・・・・・・・らしいと言うか。

追記です。ちょっと調べた所、キムに監視をつけなかったのは、どうも、ワザとらしい ←おい!!

世界に冠たる?大英帝国の諜報部員が二重スパイ で、キムを引き立て、庇い、ここまでに育てたのに、この責任は?と言う事
誰が責任とんねん?こんな間抜けな話、表に出せるか?皆で押し付け合い、なすり合い、知らんもんね〜〜〜てな所
もうソビエトでもどこでも行って頂戴、その方がマシやという事らしい。
あ〜〜〜アホらし、そんなんでええんか!!!お前ら!

でもこの構図はどこでも一緒やな、大騒ぎになったカソリックの性的虐待をかくしてた教会の偉いさんの話や。

キム・フィルビーは亡命先のモスクワで暮らした。

そして、彼が信奉した社会主義国家のソビエト連邦崩壊の前に死んだ。

英国に忠誠と愛情を誓った筈の諜報部員が、二重スパイだったのだ。
彼の心の中はどうだったのだろうか?後悔は微塵もなかったのだろうか?
何の矛盾も感じなかったのだろうか?
英国を軽蔑し憎んでいたのだろうか?
若い頃に傾倒した社会主義に全く疑問はなかったのだろうか?
彼の(何ものも関係がない)彼だけの人生は、どんなだったろうか?

この21世紀、世はサイバーテロの時代だ。
アナログからデジタルへ、居ながらにして、世界各国の政府のメインコンピューターにも忍びこめる時代だ。
今、ニュースはロシアのアメリカに対するネット攻撃で持ちきりだ。
大統領選挙をネットで操った???
プーチン大統領は、トランプ氏を組みしやすいと思ったのだろうか??
トランプは、プーチンに弱みを握られただろう。そしてその弱みは何処で何時使われるのだろうか??
考え始めるとキリがない。
このような事は西も東も、関係なく行われているだろう、成功するか否かは別にして、何処の国も恐らくやっているだろう。
機密は、それを利用したい者にとって、魅力的な宝の山だ。
国家とは何か、人間とはどういう者か。何が正義で何が邪悪なのか。
そもそもそういう括りで決めることが間違う一歩なのだろうか。


以下BBCのニュース映像です



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by hanarenge | 2017-01-11 23:03 | 心模様 | Comments(0)

 心模様の一こまを・・   れんげそう