京都 亀岡 そこに穴太寺と言う寺が有る あなたじ では ない あのうじだ。
その寺の周囲は、水田が多い。
今頃ともなると 水田の稲は黄金の稲穂をつける そして、稲穂を祝うように咲くのは 曼珠沙華。
Googleマップで見て貰うと解るように、大小さまざまの水田が広がっている。
ちょっと目を閉じて思い浮かべてみて!広がる水田の回りを赤い糸で綴ったように彼岸花が咲いている様を。
彼岸花の名所(近年こう言う言い方になってしまったことが、妙に悲しい蓮華草だ)は、沢山ある。
沢山の案山子をそこここに飾り立る某所もある。私的にはこういうのは、好かん!!無粋だと思っている。
ここにはそんなものは無い。
有るのは広がる水田と曼珠沙華の隊列
生憎と天候には恵まれなかった、でも、良しとしよう 雨は降らなかったから。
窒息しそうな赤
毎年律儀に秋の彼岸に咲く花 この花を嫌う人も多いと聞く
お墓に咲く とか 幽霊花 とか そんな言い方で表現される事も多い
私は小さい頃からこの花がとても好きだった
私の故郷にもかつては このように田んぼを彩り 柿の畑に群れて咲き乱れた。 何処でも咲いた。
大きな赤い冠の花を 取っては遊んだ
私が彼岸花を好むのは、かつて有った里山の故郷を思うから そして彼岸花の物語を思い出すから。
小さい私の頭に、この花がゆらゆらと揺れて、不思議な、そして秘密めいた話が浮かんでは消えていった。
穴太寺の有る、曽我部町には、初めて行きました。
出来る事なら、もう一度行きたいけれど、時間的に無理だろう
お天気に恵まれなかったと書いたけれど ピカピカの晴でなくて良かったかもしれない
太陽の光が強いと 彼岸花は、ピカピカのセルロイドみたいに写っちゃう・・・・・・
人間の目には、青空と稲と赤い彼岸花はとても美しく見えるのだけれど。
オフ会も大原もすっ飛ばして・・・・彼岸花です。
窒息して〜〜〜!!! 爆