2013年 08月 24日
でも、あれですね、段々疲れて来てカメラもブレがひどくなります。 写真を撮るのも段々面倒に^^ でも、気を取り直してっと言う事で、一条戻橋でバスを降ります。 堀川に架かる一条通りの橋ですが、数奇な伝承に彩られた橋です。 wikipediaによれば 794年の平安京造営のときに架橋され、橋そのものは何度も作り直されているが、現在でも同じ場所にある。一条通は平安京の一番北の通り「一条大路」であり、洛中と洛外を分ける橋でもあった。 現在の橋は1995年(平成7年)に架け直されたものである。一条戻橋の近くにある晴明神社には、それ以前の一条戻橋を実際の部材を使って再現したミニチュアがある とあります。 一条戻橋の下に降りてみました。 子供達が堀川のせせらぎで遊んでいたり、お守りがてら、足を水につけて涼んだり。 水の側は、大人も子供も楽しいですね。 伝承には以下のような物があるそうです wikipediaからの抜粋です 一条戻橋の謂れは、撰集抄(せんじゅうしょう)巻の七で 延喜18年(918年)12月に漢学者三善清行の葬列がこの橋を通った際、父の死を聞いて急ぎ帰ってきた熊野で修行中の子浄蔵が棺にすがって祈ると、 清行が雷鳴とともに一時生き返り、父子が抱き合ったと言う話があり それが戻橋の由来になっているとか。 『平家物語』剣巻には次のような話がある。摂津源氏の源頼光の頼光四天王筆頭の渡辺綱が夜中に戻橋のたもとを通りかかると、美しい女性がおり、夜も更けて恐ろしいので家まで送ってほしいと頼まれた。綱はこんな夜中に女が一人でいるとは怪しいと思いながらも、それを引き受け馬に乗せた。すると女はたちまち鬼に姿を変え、綱の髪をつかんで愛宕山の方向へ飛んで行った。綱は鬼の腕を太刀で切り落として逃げることができた。腕は摂津国渡辺(大阪市中央区)の渡辺綱の屋敷に置かれていたが、綱の義母に化けた鬼が取り戻したとされる。 戻橋は橋占の名所でもあった。『源平盛衰記』巻十によれば、高倉天皇の中宮建礼門院の出産のときに、その母の二位殿が一条戻橋で橋占を行った。このとき、12人の童子が手を打ち鳴らしながら橋を渡り、生まれた皇子(後の安徳天皇)の将来を予言する歌を歌ったという。その童子は、陰陽師・安倍晴明が一条戻橋の下に隠していた十二神将の化身であろうと書かれている。安倍晴明は十二神将を式神として使役し家の中に置いていたが、彼の妻がその顔を怖がったので、晴明は十二神将を戻橋の下に置き、必要なときに召喚していたという。 戦国時代には細川晴元により三好長慶の家臣和田新五郎がここで鋸挽きにされ、安土桃山時代には豊臣秀吉により島津歳久と千利休が梟首された。また秀吉のキリスト教禁教令のもと、1597年には、日本二十六聖人と呼ばれるキリスト教殉教者は、ここで見せしめに耳たぶを切り落とされ、殉教地長崎へと向かわされた。 嫁入り前の女性や縁談に関わる人々は嫁が実家に戻って来てはいけないという意味から、この橋に近づかないという慣習がある。逆に太平洋戦争中、応召兵とその家族は無事に戻ってくるよう願ってこの橋に渡りに来ることがあった。 千年もの長きに渡り都であり続けた京都には色々な物語や伝承が伝わります。 それを訪ねるのも面白いうろうろになります。 さて一条戻橋の下では、ちょうどこの期間行われている「京の七夕」の準備がなされていました。 堀川通りには、子供達の作った「提灯」が並べられて、堀川沿いには七夕飾りやライトアップの準備もしてあります。 左の写真に見えるのが一条戻橋、何の変哲もない橋です。 一本南にある堀川中立売(ほりかわなかだちうり)の橋の方が、風情がありますね。 ドラマなどでは、この中立売橋を一条戻橋として撮影する事が多いそうですよ。 さて、戻橋の下に十二神将を置いていたとされる、阿倍野清明はんです。 戻橋からちょっと上がった所に、清明神社があります。 ここは清明はんのお家が有った所なんですな。 戻橋は平成7年に架け替えられたんですが、この橋はそれまでの戻橋です、ミニチュア戻橋として再現されてます。あ〜あ、どうしてもっと左に振って撮らんかったんやろか?。 安倍晴明と言えば、「陰陽師」の「野村萬斎」を思い浮かべます、萬斎さんは素敵ですね^^。 左は清明はんの銅像、右は厄除桃、お参りする人が撫でるもんやからぴかぴかです。 私も撫でて来ましたよ^^ 桔梗が咲いていました。 若い人が多かったですね。熱心に見て回っていました。 私はこれから堀川今出川からバスで出町柳まで行って、京阪で帰ります。 真夏の京都、静寂からうろうろ^^ようお付き合いしてもろておおきに。
by hanarenge
| 2013-08-24 12:24
| 京都
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