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心の万華鏡  

この世の楽園は

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南の海にポッカリ浮かぶ 小さな小さな島国 

砂を洗う波の優しく美しいこと!夜は降るような星空の下 優しい波の音が遠く近く聞こえます

小さな島の国の人たちは 漁業と農業で日々の暮らしを支え 平和な満ち足りた生活でした

ある日 自分たちの住んでいる島が とてつもない値打ちを持っていると知らされます

島のほとんどが宝物で出来ているのです!!!!

島のあちこちをちょっと掘って その宝物を売れば今までに見たこともない大金が入ってくるのです

島の人たちは 働かなくても良くなり 国からお金をもらうようになりました

料理さえ 島の外から雇った人にしてもらうようになりました 

そして働くことは忘れました

何にもしなくても お金は毎月毎年貯まっていきます 欲しい物は外国へ買いにいったり 持って来させたり出来ます

そうして 美しい島国の人たちは世界で一番のお金持ちになり 毎日愉快に楽しく暮らしました

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これは 童話でもお話でもありません この地球上で現実に起きた話です

こんな夢のような世界があるなんて信じられません でも有るのですよ 南の海に浮かぶ島に

島はアホウドリの糞が何百万年も堆積して出来ていたのです そしてそれはすなわちリン鉱石なのです

この良質のリン鉱石は世界中が 求める物です

しかし資源はいつか枯渇します 無制限に有るように思えても 消費が勝れば枯渇のスピードも速まります

もちろん 枯渇することを島の偉い人たち(政府のようなもの)は知っていたので 海外に不動産などを買ったり 株の投資もしたのでしょうが ナイーブなナウルの人々と海千山千の投資の世界では 勝負にならなかったのではと思います
お金の匂いを嗅ぎ付けて集まって来た禿鷹も一匹や二匹ではなかったでしょう

ああ!!失った物はもう帰らない もう戻らない 海の景色も波の音も以前とちっとも変わっていなくても あの素朴な平和な島の国ではなくなってしまいました

働かなくても国からお金がもらえ 贅沢に遊んで暮らした年月も過ぎ去ってしまいました

島が沈みかかっているのです 足下は音を立てて崩れていきます

いいえ文字通り 海に沈む運命に有るのです(温暖化)

私は 働くことを忘れた島の人の事を思う時 自分もナウルに生まれて 生まれたときから潤沢な資源=リン鉱石の輸出で贅沢な暮らししか知らなかったら 島の人と同じように途方に暮れると思います
違う暮らし方が有るなんて 誰も教えてくれなかったんですもの!

ナウル共和国のことは ついこの前知った所です

まるで悪魔の奸計のような話だと思いました 贅沢三昧をさせるだけさせて どすんと落としてしまう
人間は楽な方にはすぐに慣れます 楽な生き方の方が良いに決まっています
ナウルがこの先どうなるのか 小さな島の国は世界中から忘れられてしまわないか気になります


ナウル共和国 こんな島国です
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「ナウル共和国(ナウルきょうわこく)、通称ナウルは、太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁のナウル島からなる共和国で、イギリス連邦加盟国である。国土面積は21km²であり、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。国内には都市が存在しないため、首都の概念がない(後述)。また人口も、国際連合経済社会局人口部の作成した『世界の人口推計 2010年版』によると10,210人であり、バチカン市国、ツバルに次いで人口が少ない
アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘によって栄えてきたが、20世紀末に鉱石が枯渇し、深刻な経済縮小に見舞われている。かつては国民は世界で最も高い生活水準を享受し、国は国民に対し税を徴収せずに、無料の医療、教育、年金制度(老年年金ではなくベーシックインカムとして全年齢層に対する給与としての支給)、手厚い社会福祉を提供していたが、今日ではそれらはすべて破綻し、基本的インフラを維持するのでさえ困難な状況にある。
」wikipediaより引用

国家の主要外貨獲得源である燐鉱石がほぼ枯渇し、現在その収入だけでは操業費用すらもまかなえない状況にあるほか、他にナウル経済を支えるめぼしい産業もなく、経済状況はさらに厳しい状態である。国内 には自給可能な食糧産業はなく、食糧及び生活物資のほとんどを海外からの輸入に頼っているため、世界的な石油価格上昇の影響を受け、物価も上昇している。通貨は豪ドルを使用しているものの、国営銀行も機能しておらず、経済活動が破綻状態であるため、正確な経済活動の動きは把握できない。
外務省 ナウル共和国より引用

追記 2017 0114
この記事を書いてからほぼ5年
ナウル共和国に旅行された方々のブログ発見
リンクします
ナウル 存続してほしい




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Commented by 高兄 at 2012-03-19 08:26 x
蓮華草さま、こんにちは

色いろな事を、考えされられるエピソード

お話の、中に

様々な要素が詰まっていますね

感慨深い・・・
Commented by junko at 2012-03-19 18:30 x
Ciao hanarengeさん
恐ろしい、そして妙に考えさせられるお話

知らないほうがいいことってありますよね
たとえば、原子力はその大いなる一つ

そして
愚かな人間...
Commented by hanarenge at 2012-03-19 20:11
高兄さま♬

ようこそお出で下さいました、ずっとご無沙汰ですみません::

高兄さまの仰る通り、本当に色々なことを考えさせられます。
ベーシックインカムって、諸刃の剣?かしら。
私も怠け者だから、貰えるなら貰いたいなどと思ってしまいました 笑
行き着いた先がこれでは・・・・・妙に背中がうそ寒い話です。
Commented by hanarenge at 2012-03-19 20:15
junkoさん♬

恐ろしい話ですよね、本当に。
とても、イヤな話です。
仰るように、色々な物が見え隠れして・・・・・

原子力は、便利ですが、それは、事故が起きない間の話で、事故は起きました、それも超弩級が・・・・・
知らなかった時間はもう戻りませんね。
放射能と向き合って生きていくのですよ、なんて事でしょう!!!
Commented by irohanihoheto_ku at 2012-03-21 10:37
悠月です。
与えられたものだけで生きていると人間が退化するんですね。
困るから知恵を出し生きていく糧を絞り出す・・・こつこつとした積み重ねが一番健全であることを改めて感じます。
(それも日本という国に生まれ育った価値観なのでしょうが)

それでも、この頃は「個の時代」と言われ続けてきて長いですが、その割にはその裏側にある、「自己責任」という基本的なものよりも、私も含め「無関心」、「受け身」の生き方が事態を悪い方に持ってきたような気がします。
 今年のキーワードは「自分と向き合う」、2013年は「破壊」、2014年が「創造」だそうです。2014年が「創造」の世になっていくかどうかは私たちの心がけ次第ですね。
今年はしっかり自分と向き合いたいと思います。

そういえば、ナウル共和国、「いってQ!」の番組に出ましたよね!「働いてる人がいな~~~い」と言っていたことを思い出しました。

Commented by hanarenge at 2012-03-21 12:08
悠月さん♬

ナウル共和国の人々は、良かれと思ってこのような政策を取ったのでしょうが、複雑ですね。
この島に金をどっさり落として、資源が無くなったら後足で砂をかけるようにして、出て行った国や企業にも憤りを感じます。
資本主義なんやから仕方ないのかも知れませんが、こんなん行き詰まるよ、あかんやんと教えてもバチは当たらないと思いました。
このナウルの悲劇は、そのまま人類の悲劇となるのかもなあと、複雑な思いです。


太平洋戦争で日本軍がここに駐屯して、島の人々を強制的に移住させたりしたこともあったんですって!!知らなんだのです、私。
創造の年・・・・・そうですね、今までの価値観を見直し、造りなおす年となって欲しいし、私たちも真剣に向き合う義務が有りますよね。


Commented by saheizi-inokori at 2012-03-22 12:51
この島では小学生でも肥満が多くて糖尿病がいると読んだことがあります。
貧しい食生活になれた内臓機能は消化力・吸収力が強すぎて豊かな食事にはマッチしないのだそうですよ。
Commented by hisako-baaba at 2012-03-22 14:52
三番目のお孫ちゃん、元気にお生まれで、おめでとうございます。
忙しくても楽しいお手伝いでしたね。
にぎやかで、将来がお楽しみなことですね。

ナウル共和国ですか。長年働かないで良かった事は、大変不幸なことでしたね。
働く生き甲斐も持てず、生きる才覚も育たなかった。国民全体がこれからどうなってしまうのでしょう。
国が沈んで、よそに逃げても、役立たずばかりではどうなるのでしょうか?
Commented by hanarenge at 2012-03-22 23:44
saheiziさん♬

そうですってね、経済が破綻して、残ったのは肥満と糖尿病だと聞きました。
ミクロネシアでは、豊満な体系が良いとされているとか聞きますが・・・・そんな国民性もあるのでしょうか????

粗食の勧めと言う本を持っておりますが、日本人には昭和初期までの(戦前まで)食生活が全体として良いそうです。
Commented by hanarenge at 2012-03-22 23:51
hisakoさま♬

有り難うございます、お祝いのお言葉とっても嬉しいです。
気が揉めましたが、終わりよければ全て良しで^^ホッとしています。
所が一昨日からサポートに来て下さっているお嫁ちゃんのお母さんがきついぎっくり腰で、今夜から二番目を預かっています^^:
カメラ散策はもう少しお預けです〜〜〜〜〜。

hisakoさまの仰る通りですね、全く怠惰な生活は、何もかもが病んで行きますものねえ
短絡的に考えると、ラッキー♬(私なんてすぐそう思ってしまいます、トホホです)と思っても、全くhisakoさまの言う通りですね。
何とか、文字通り『生き抜くため』に、切り抜ける才覚を身につけて欲しいと思いますが・・・・どうなるんでしょう。

Commented by yokomoko at 2012-03-24 14:04 x
記事を読んで真っ先に浮かんだのは
銀河鉄道999の「かじられ星」
その星の土はとてもおいしくてそれを求めて
やってくる人に土を売っていくうちにぼこぼこの
醜い星になってしまう、たしかそんなお話でした。
もしかしてモデルはナウル共和国だったのかもしれませんね。
何も生み出さずただ消費してゆくだけの生活の先にあるのは…
とても考えさせられました。
Commented by hanarenge at 2012-03-25 07:22
yokomokoさん♬

おはようございます、朝日がとても気持ちの良い朝です^^
かじられ星ですか!上手い名前のつけ方ですね。
999は映画で見たのですが、その話は知りませんでした。

アニメでは鉄朗がメープルと色々な星々を訪ねて行くのですよね。

かじられ星のお話は本当にナウルにそっくりですね。

使っても使っても無くならない物は知性と教養くらいでしょうか。


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by hanarenge | 2012-03-19 01:18 | ニュース | Comments(12)

 心模様の一こまを・・   れんげそう