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心の万華鏡  

私の好きな映画

フェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画 「道」

物悲しい調べにのって 奇妙な格好をした女がぎこちなく踊る 馬車が片隅に見える キャンプでもするのだろうか  見慣れない風景が広がり 観ているこちらまで寂しく落ち着かない気分になる

スクリーンは白黒でした 始めて観たのはいつの頃だったのか・・・たぶんテレビで ほら 日曜洋画劇場 あれだと思う

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ジェルソミーナは 大道芸人のザンパノに売られた 
貧しい海辺の村の 更に貧しい家のジェルソミーナは 死んでしまった姉の変わりにザンパノに売られて村を出て行く

ザンパノ イタリア語のZampa、悪の意。悪漢の象徴)
ジェルソミーナ (Gelsomina、イタリア語でジャスミンの意。花の名前、純粋さの象徴)  Wikipediaより


道(1954) - goo 映画あらすじはこちらで


私はジェルソミーナが大好きです 彼女の少しかすれた声 奇妙におどけた歩き方 頭に手をやる時の目

恐ろしいザンパノには いつもびくびくしているけれど 旅をしていれば早々悪いことばかりでもない

そりゃあ 道端で芸をしてお金を稼ぐ芸人だから苦労は耐えないし ザンパノはジェルソミーナの繊細で傷つきやすい心なんぞには頓着しないけれど・・・・でも ザンパノだっていつかは解ってくれるかもしれないし
そう サーカスのあの綱渡りは ザンパノは言葉を知らない犬だといったもの 私にどんな言葉をかけていいのかわからないから 吠え立てているのだって・・・・・・・・

だから 逃げないで 迎えに行くのだ 警察まで 

いつでもジェルソミーナには手を差し伸べる人たちがいたのです 
ここで暮らせるように院長先生に頼んであげると一夜の宿を借りた修道院のシスターは言ってくれた・・・・・
ザンパノに殴られた私を知っていたのだろうか・・・・(ザンパノは教会で盗みを働こうとしたのです!)

サーカスの人だって ザンパノはお断りだけれど あんたは来ていいよ 一緒の部屋で暮らそうと サーカスの女の人は言ってくれた

どうしてそうしなかったの!ジェルソミーナ

無邪気に笑うジェルソミーナの顔が切ないなあ・・・・・・
ジュリエッタ・マシーナが光ります  アンソニー・クインの演じるザンパノの下品で恐ろしいような佇まいも圧巻です
ラストは 本当に胸がつかれます

もしもよろしければ ご覧になってくださいな 損はさせません・・・つもり(笑)
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Commented by shizumama0219 at 2010-02-05 08:36
すっかりご無沙汰しておりました。
以前の記事にコメントを差し上げても良いかしらと少し不安です(笑。
梅園光の春には心を打つものがありました。とても素敵です。

この映画は大変印象深い映画で確か2回観たと思います。
憎たらしいほどのアンソニー・クインも映画の中と思えば許せます。
ラストシーンはせつなかったですね。
洋書はあまり読んではいないのですがポール・ギャリコの七つの人形の恋物語を読んだ時、作中に登場するムーシュとキャプテン・コックがこの映画のふたりにかぶさりました。
同時に読んだスノーグースも短編ながら映画を観るようでした。

Commented by hanarenge at 2010-02-11 20:02
☆ shizumama0219さん!!
ああどうしましょう!コメントを下さっていたのに、気づくのがすっかり遅れてしまいました。ごめんなさい!
梅園へのコメント、とっても嬉しいです。ありがとうございます。

「道」へのコメントも、とても嬉しく拝見しています^^有難うございます。

荒々しいザンパノの様子、アンソニー・クインならではですね。
何度見ても、心に染み入る映画です、ジワッと心に涙が浮かぶと言うか
いつまでも後を引く感じに映画の残像が残りますね。

ポール・ギャリコは、私は読んでいないのですが、七つの人形の恋物語ですか、図書館で借ります、読んでみたくなりました。





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by hanarenge | 2010-01-15 21:48 | 映画あるいは読書&ドラマ | Comments(2)

 心模様の一こまを・・   れんげそう